ウズベキスタン料理
タシケントにもホラズム地方の料理 (Xorazm Taomlari) を出すレストランがいくつもあります。そのうちのひとつが3月に行った「カミシュ (Qamish)」。 ディルを練り込んだ緑色の麺料理「シビットオシュ」と、卵のワンタン「トゥフムバラク」をいただきました …
ウズベキスタンを代表する国民的料理「プロフ」。プロフの起源には諸説ありますが、正しい調理法の最初の記述は、中世の学者イブン・シーナーよるものと考えられ、その著書 (医学書) で数種類のピラフを含む様々な食事について、調理に使われる個々の材料の…
ウズベキスタン料理なのか、それともロシア料理なのか、はたまた洋食なのかはいまいちわかりませんが、よく見かけるメニューで「カツレツ (コトレット)」なるものがあります。 最初は近所の「Kafe Kulinariya」で買っていただきました。以前、コロッケ (ズラ…
ウズベキスタンではいろいろな腸詰め (ソーセージ) が作られています。その中のひとつが、羊の腸詰め「ハシップ (Khasip, Hasip)」。羊の肉や内蔵、尻尾の脂とお米を混ぜ、スパイスを効かせて作られた一品です。 自分が初めて口にしたのは、行きつけのレスト…
その1で買ったエチオピアの豆がなくなったので、次はどこで買おうかなと考えているうちに、前回豆を買ったカフェ「Tim's」が、実は我が家のすぐ近くにもあることがわかりました。(前回はもともと Tim's の隣のカフェが目当てで、そちらは休業でした)。 場所…
中国大陸で誕生した餃子は後にロシアに渡って「ペリメニ」となり、そして中央アジアにもたらされたと言われています。ウズベキスタンでの名前は「チュチュワラ (Chuchvara)」。 レストランのメニューではスープのひとつに区分けされていることが多く、メニュ…
初めてラグマンを食べた時から、これでスープが和風なら、きっとうどんだなと考えていました。 それを証明すべく、この度スーパーマーケットで袋入りのラグマン茹で麺を購入 (500グラム13,490スム/160円)。 ラグマンの麺は油が塗られています (くっつき防止)…
地下鉄オイベック駅の前を南西に延びる大通り、グランドミールホテルの少し先の方にあるウズベクレストン「アンジール」(ウズベク語でイチジク、ちなみにアノールはザクロ)。 一度お店の前を通ったことがありましたが、今回、土曜のお昼時に入ってみたら、店…
これまでいくつかのお店でラグマンを食べてきました。アノール、タルノフボシ、サルドバ、カラサライ、ボドムゾールウイグルタオムラル、シーベイ、あとは職場の食堂。 どこで食べてもだいたい味が同じで、いつも「ああラグマンの味だな」と思いながら美味し…
その1の続きです。買ったものをひととおりいただきました。確認のために同じものを買ってまた食べてということもしました。食べた順に写真を載せて、最後におすすめのインスタントラーメンを。 なお、どれも麺の茹で汁は捨て、スープは別に作りました。また…
週末のお昼時、「ミラマンディー (Mira Mandi)」レストランに行って、ラマダン中に食べそこねたマンディー (サウジアラビア風ピラフ) を食べてきました。 コチラにも書きましたが、マンディーはプロフに似たお米料理。しかしプロフよりずっと油も少なく、日…
プロフはプロフでもあまり油っぽくないブハラ風プロフ「オシュソフィ」を探して早2ヶ月。タシケントにはないという話も聞いたりしましたが、それでも気になるお店はひととおり行っておこうと、今度は空港近くのお店「Oshi Amiri」に行ってきました。 Google…
ウズベキスタン料理の中でもとくに好きなのが「ラグマン」。汁ありのラグマンももちろん美味しいですが、最近はもっぱら汁なしの「コブルマラグマン」にハマっています (⇒ラグマン過去記事)。 なぜかというと、職場の食堂にあるからという単純な理由なのです…
アパートのすぐ近くにあるので、時々コーヒーを飲みに寄っているブーランジェリー/パティスリー「Bon!(ボン)」。 これまでコーヒーやカフェラテなど楽しんできましたが、毎回気になっていたのが、レジ横のペストリー。 この1週間、急に押し寄せた諸々をなん…
インドネシア、タイとインスタントラーメン大国を渡り歩いてきた自分 (⇒過去記事)。さすがにウズベキスタンにはないかなあと、よく調べもせず来る前から半ばあきらめていたのですが、実際のところ、思っていた以上にスーパーの商品棚にはローカルのインスタ…
サウジアラビア時代によく食べていた「ブハーリーライス」(⇒過去記事)。その名のとおりウズベキスタンのブハラ州から、巡礼者によってもたらされた料理だと言われています。 ウズベキスタンに来る前は、「プロフ」がブハーリーライスそのものなのかなと思っ…
麺好きゆえラグマンや中華麺を楽しむ毎日ですが、他にもアジアの麺はないかなと探したところ、フォーが食べられるベトナム料理屋を見つけました。 オイベック駅の南西エリア、自宅からは2km弱と、散歩にもちょうどいい距離のため、週末のお昼時にてくてく歩…
ウズベキスタン人スタッフに勧められた、ウズベク料理のお店「キャラバン (Caravan)」に、何人かで連れ立って行ってきました。お店に着いてみると、確かに入り口からしてもうなんだか良さげな雰囲気が漂っています。これは期待。 一歩入ると、水車 (の模型) …
日曜日のお昼ご飯は、どこかワクワクするものが食べたいです。思い切りジャンクな、あるいは子供じみたメニューとか。 そういった意味では、"カレーライス+餃子" なんて、日曜昼間のご飯に最適ではないですか。清々しいほど "好きなもの" の組み合わせ。 と…
Googleマップでもう一軒、蘭州ラーメンのお店を見つけました。「バンブー (Bamboo Noodle House)」という名前で、もしかしたらオイベックにある "Bamboo Dim Sum" と同じ系列のお店なのかなと思ったりもしますが、いずれにしろオイベックのお店は点心がメイ…
初めて買ったお米がなくなってきたのでこんどは別のお米を購入。といってもホラズム産の "Alanga (アランガ)" というのは同じ。単に "白米 (の短粒米)" といった意味なのでしょうか。今回のものは1kgで22,500スム/264円。前回のものより粒がそろっていて見た…
日本から持ってきたコーヒー豆を少しずつ飲んでいましたが、それももうすぐ底をつきます。なくなる前にコーヒー豆を調達しなければということで、いくつか目星をつけてタシケント市内のカフェに行ってきました。 まず行ったのが「Black Bear Kofi」。タシケ…
ウズベキスタンは、自身初めてのロシア語圏の国。昔ほど「西側・東側」の断絶はなくなったというものの、西側経済圏には普通にあるものがここにはなく、初めて見た・知ったというものがたくさんあります。 ハンバーガーでいえば、ウズベキスタンにはマクドナ…
たびたびネタにしている "Taste Atlas" から、こんどは「世界のベストサラダ100」が届きました (⇒過去記事:世界のマズイ料理100)。 ウズベキスタンのサラダは入っているかなと思いつつ100位から1位まで見てみましたが、残念ながらランク入りは果たせず。自…
うちのアパートから近いこともあって、蘭州ラーメンのお店「シーベイ (西貝)」に矢継ぎ早に通っています (⇒Googleマップ)。 前回の投稿で紹介した3つの麺に加え、さらに3つ、いただきました。今回はサイドディッシュ (小菜) も目当てに行ったのですが、そち…
シャシリク (シシカバブ) ほど知られていないかもしれませんが、「カザンケバブ」もまた、なかなかパンチ力のある美味しい肉料理です。 ネットでレシピ動画を観てみると、ぶつ切りのお肉 (羊肉) とジャガイモを丸のまま、まずはそれぞれ油で素揚げします。 …
中東にいた頃よく食べていたシシカバブ。ここウズベキスタンでは「シャシリク」という名前で親しまれ、ポテトスナックのフレイバーになるなど、とてもポピュラーな料理です。 シャシリクは切ったお肉をそのまま串に刺して焼いたものではなく、お肉をニンニク…
ラグマン目当てで行った、ボドムゾールのお店 (初訪問店) でのこと。メニューを見ると、「ウイグル・ラグマン」の下に「ラグマン・ガイル」という料理がありました。 写真では一見違いがわかりません。この時は結局普通のラグマンをいただきましたが、なんだ…
ウズベキスタン料理でサラダといえば、まずはトマトサラダ「アチュチュク (アチク・チュチュク)」が定番。もともとトマトが大好きな自分は、これまでプロフやシャシリク (シシカバブ) と一緒に、もう何度食べたかわかりません。 サラダといえば気になるもの…
バンコクのケーキ屋さんで初めていただいた、ポーランド風ドーナツ「ポンチキ (Pączki)」(⇒過去記事)。これは珍しいものを食べたわいと、あの時はかなりご満悦でしたが、ここウズベキスタンで思わぬ再会を果たしました。 アミールティムール広場の向かい側に…