A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタン料理

ウズベキスタン料理まとめ(過去記事リンク集)

ゴールデンウィークが始まりますね。ウズベキスタンに旅行する方もたくさんいるのではないでしょうか。 ということで、本ブログのウズベキスタン料理 (レストラン情報含む) 過去記事のリンクをまとめました。誰かの参考になれば。 ■タシケント・プロフマップ…

ウズベキスタンのインスタントラーメン(3)

その2からだいぶ間が空きましたが、再び、ウズベキスタンのスーパーマーケットで売っているインスタントラーメン (袋麺) のレビューです。 普段よく行っているカルジンカではなく、マクロというスーパーマーケットで買ったもの。カルジンカには並ばない商品…

ほぼ豆腐!?:ブリンザチーズその2

昨年10月にブリンザチーズと出会い (⇒コチラ)、その後は月イチのペースで買って食べていました。乳脂肪分などの違いでいくつか値段が違いますが、先週末にふと、これまで買ったことがなかった値段が一番安いものも試してみようと思い、カルジンカで購入。 牛…

タシケントヌードルマップ(2024春)

プロフマップ、シャシリクマップに続いて、ヌードルマップを作ってみました。これまでタシケントで食べた麺類 (ラグマン、ノリン、シビットオシュ、中華麺) をほとんど載せていますが、どこで何を食べてもだいたい美味しいと思います。 ラグマンはとくにタシ…

ウズベキスタンで日本食@FURUSATO(ふる里)

せっかく海外にいるならその土地のものを食べたいという思いが強く、タイにいた4年間もちゃんとした日本食レストランにはほとんど行ったことがありませんでした (ラーメン屋は除く)。 それはウズベキスタンでも同じで、こちらに来て1年以上たちましたが、今…

久しぶりにデーツを満喫

ラマダン中はイフタール (日没後の食事) の際まずデーツ (ナツメヤシの実) 食べるとお腹に良いとされており、イスラム諸国ではデーツの消費量が大幅に増えます。 デーツの販売が活発になり、ウズベキスタンもスーパーマーケットにデーツが山積みにされていま…

たまにはご飯の失敗も

どこで何を食べても美味しいウズベキスタン料理ですが、これまで2回だけ、がっかりしたことがあります。 それはラグマンで、麺が作り置きもしくはスーパーで売っている茹で麺のため、昔給食で食べたソフト麺くらいのびていました。 自分もスーパーで袋入りの…

一番美味しい串焼きは?(シャシリク vs. 各国)

今まで住んだ国にもご当地の串焼きがいろいろあって、自分もそれなりにたくさん食べてきました。その中でもシャシリクは美味しい方だなと、ここウズベキスタンでは毎日ご満悦なわけですが、以下、そんな各国の串焼きをご紹介します。 ■シャシリク@ウズベキス…

ウズベキスタンのプロフの缶詰(2)

カルジンカなどスーパーマーケットに行けばいつもだいたい売っているプロフの缶詰。ただし置いてあるのはどこも下の写真の1種類だけです (24,000スム/290円くらい)。 温め直していただくと (そのまま湯煎 or 取り出して電子レンジ)、これが意外と馬鹿にでき…

辛活(カラカツ)in タシケント、その2

辛活その1に続いて、本命視していた中国東北料理のお店「ハルビン (Map)」に行き「酸辣粉 (サンラーフン)」をいただきました。 その1の時 (2月の寒い雪の日)、実はまずハルビンに行ったのですが、改装中のため休業していて食事にはありつけず (3月再オープ…

牛肉麺@ミスター・ニウ(牛先生麺館)

タシケントにいくつかある中華麺食堂のひとつ、「ミスター・ニウ (Mr. Niu)」(Map)。牛の中国語読みがニウ。Mr. Niu=牛先生。 お店の前には中国提灯が飾ってあり、ロシア語の看板もよく見ればちゃんと「牛肉煮込み麺」と書いてありますが、タクシーで通り過…

大皿料理ダーパンジー(大盤鶏)

ダーパンジー (大盤鶏/大盘鸡) は鶏肉・じゃがいも・ピーマンなどを麻辣スパイスで炒め煮し、大皿に盛りつけて提供されるウイグル料理です。 新疆ウイグル自治区出身の料理人、李士林氏が1990年代に考案したもので、その美味しさはたちまち評判を呼び、今で…

タシケントシャシリク&サムサマップ(2024春)

プロフマップに続いて、シャシリク (串焼き/シシカバブ) とサムサ (Somsa/ソムサ) のマップを作ってみました。 シャシリクは自分がこの1年で食べたお店を全部載せました。専門店が多め。シャシリクは総合料理のお店にもあるので、リスト以外にも食べられる場…

アフガニスタン風羊飼いのカバブ@アリアナ

「ザイトゥーン (⇒コチラ)」に続いて、タシケントでまたひとつアフガニスタン料理のお店を見つけました。「アリアナ (Ariana)」というお店です (Map)。 ポロウ (ピラフ) があれば食べたいなと思い週末に訪れましたが、残念ながら月曜日のみのメニューとのこ…

コーカサス風シャシリク@ギジュドゥバン

ブハラ州の地方都市、ギジュドゥバン (ギジュドゥヴァン/G'ijduvon)。人口45,000人 (2012年当時) ほどの小さな町ですが、中央アジアで最も早くから人口が集中した地域のひとつであり、歴史が紡がれ文化が練り上げられたことから、ウズベキスタンの他の地域よ…

ウズベキスタンのミートパン

タシケントを囲むように走るリトルリングロード (地図の青い道路)。地下鉄ボドムゾール駅の東側エリアを散歩していたところ、やけに路上販売のパン屋が多いことに気がつきました (地図の赤丸部分)。 ここはカジー (馬肉の腸詰め) を扱う精肉店が軒を連ねてい…

タシケントプロフマップ(2024春)

この1年、タシケントで食べたプロフをマップに落としこんでみました。お店の数は23店 (+外国のピラフ系3店)。3~4回食べたお店もあれば、1回しか食べていない所も。 現地に住んでいる人間として、この数字が多いのか少ないのかわかりませんが、他にも美味し…

驚きのプロフ 7/9

3月2日から10日までの9日間で、プロフを食べた回数はなんと7回。我ながら驚異のハイペースでした。久しぶりに日本から出張者が続いたこともありますが、プロフは中毒性があるのかもしれません。 一度食べるとなんだか次の日も食べたくなってしまうという、…

ピラフの境界線、お肉は載せる?それとも隠す?

最近、ふとスマホに流れてきたトピックで知った、広島県の郷土料理「うずみ」。由来は諸説あるようですが、江戸時代に贅沢品とされたお肉や海老を、ご飯で隠しながら食べたことが始まりだとされています。 この話を読みながらすぐに頭に浮かんだのが、プロフ…

パイプロフ@パイプロフ

先日「カルシ・パイリオシュ (Qarshi Payli Osh)」というお店でプロフをいただきましたが (⇒コチラ)、似た名前で、サマルカンドに「パイオシュ (Pay Osh)」または「パイプロフ (Pay Plov)」というものがあることがわかりました。 そして、まさにその名を持つ…

あの時食べたあの料理?

あの時食べたあの料理、美味しかったからまた食べたいなと、同じメニューを頼むことはよくあります。 けれども、出てきたものがあまりに違う姿だったとしたら、そして往々にして、内容が貧相になっていたとしたら、これはだいぶ悲しいです。 『悲しいときぃ…

おすすめ!プロフ4種盛り@カモロン

先日、デブジラ米 (赤米) のプロフをいただいたプロフ専門店「カモロン (Kamolon Osh Markazi)」(⇒コチラ)。タシケントに2店舗ありますが (Kamolon Osh Labzak、Kamolon Osh Drujba)、この時行ったのはLabzak。 実はひとつのお皿に "全部盛り" ができるとい…

お肉と脂が美味しいプロフ@Qarshi Payli Osh

タシケントでタシケント風プロフ (トイオシュ/ウエディングプロフ) を食べるなら、ベシュカザン (Besh Qozon/中央アジアプロフセンター) という大正義があります。 もっと美味しいトイオシュはあるのかなとお店をいくつかまわりましたが、どこも美味しかった…

ラグマン戦線異状あり

「中央アジアのうどん」とも呼ばれるラグマン (ウイグルラグマン)。わざわざスープラグマンとは言わず、 通常は汁ありのものを指します。 汁なしはフライドラグマン、現地語でコブルマラグマンと言いますが、その名のとおり、炒めたラグマンのことです。 昨…

フェルガナ米のプロフ@カモロン

ウズベキスタン東部、フェルガナ地方の特産品「Devzira」(デヴズィラ、デヴジラ、デウジラ、デブジラ)」。赤茶の色と独特な香りを持ったお米で、これで作られたプロフは殊の外美味しいのだそう。 どこかにないかなと探していたら、タシケントのプロフ店「カ…

たまにはアリ!海外生食体験

卵や魚の生食は世界ではあまり見られない食事方法で、やはりどの国も食材には火を通すのが基本、日本ほど生食が盛んな国はかなり珍しい部類でしょう。 ひとつには新鮮な食材が手に入る日本の環境がそれを可能にしているという点。そしてその環境を生み出して…

ウイグル料理に舌鼓@グルジャ

代表的なウズベキスタン料理のひとつ、ラグマン。正確にはウイグル・ラグマンで、つまりウイグル風ラグマンということです。 タシケントのお店はほぼすべてウイグル・ラグマンですが、メニューには単にラグマンとだけ書いてあるところが多いです。 自分が知…

辛活(カラカツ)in タシケント

寒い日が続くタシケントですが、どうせ外食するなら身体が温まるものを食べたい。けれどもウズベキスタン料理には、知る限り辛い料理がありません。 何かないかなと考えながら家の近所を歩いていたところ、ふと「Chinese Food 川味小館」という看板が目に飛…

ガマルジョバ!シュクメルリ in ウズベキスタン

カスピ海の西側、コーカサス地方の国々で、おそらくもっとも日本でその名が知られてる国は、ジョージアではないでしょうか。 それは多分に松屋の「シュクメルリ」の話題性と、駐日ジョージア大使の抜群の広報力によるものです。 ジョージアとは距離的にもそ…

グズラマ、グンマ、はたまたチェブレク?

日本でも地方によって呼び名が変わる食べ物はいくつもあると思いますが、最近ウズベキスタンで直面したのが、ホラズム地方の薄い半円形の揚げパン料理。 欧米のウェブサイトでは、ヒバなどホラズム地方の料理として「グズラマ」という名前で紹介されています…