A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

映画・音楽

DUNE/デューン 砂の惑星 PART2(映画鑑賞)

2021年にタイの映画館で観た前作「デューン 砂の惑星」。待望のパート2をここウズベキスタンで鑑賞してきました。 はるか昔ですがもともと小説は読んでいて、1984年のデイヴィッド・リンチ監督作も観ていたので、タイで観たパート1 (英語版/タイ語字幕) は十…

ウズベキスタン映画を楽しむ

普段なかなか目にすることがないウズベキスタン映画。自身、これまで「UFO少年アブドラジャン」しか観たことがありませんでした (⇒コチラ)。 時々、思い出したようにウズベキスタン映画をネット検索していたのですが、最近、ようやくどこで何を観ればいいの…

ウズベキスタンで観た映画(2023年)

ウズベキスタンで上映される映画はすべてロシア語吹替え版なので、観たい映画があってもどうしようかと悩むことが多く、また上映期間も2週間と短いため、観逃した映画がいくつもありました。 劇中のセリフ (ロシア語) は理解できないと最初からわかっている…

君たちはどう生きるか in ウズベキスタン

「君たちはどう生きるか」(現地語タイトル:мальчик и птица=少年と鳥) がウズベキスタンでも公開されたので、週末、映画館に行って観てきました。 他の外国映画と同じくロシア語吹替え版でしたが、日本で7月に観ていたのでストーリーは一応わかっているし…

Kitty the Killer(タイ映画)

「Kitty the Killer (キティ・ザ・キラー)」は2023年に公開されたタイのアクション映画です。少女暗殺者のディナと、ある行動から組織を敵に回したケン。ケンは命を落とす直前、若者チャーリーと出会い、運命を託す。 古来、裏社会で暗躍していた暗殺者集団…

ロンドンで『ゾンビ』を聴いた思い出

中東・アフリカに住んでいた時代、たまの息抜き兼物資調達で向かう先はロンドンでした。日本食を食べ、日本食材や日本語の本を買い、そして音楽CDショップを回るのが楽しみのひとつでした。 サウジアラビアからロンドンに行った時のこと。CDショップの店内で…

イルハム・アルマドファイ(The Baghdad Beatle)

1942年、イラクに生まれたイルハム・アルマドファイ (Ilham Al-Madfai) は、12歳でギターを習い始め、1961年にはイラクで初めてのロックンロールバンドを結成し、活動を開始しました。 バンド仲間と3年間クウェートに住んだ後、学位取得のためロンドンに留学…

アラブの歌姫フェイルーズ

レバノン生まれの歌手フェイルーズ (Fairuz/ファイルーズ) は、1950年代に国民的スターの座を獲得して以来、アラブを代表する歌姫として確固たる地位を築きました。その歌声は格調高さと官能性を併せ持ち、聴く者の心を捉えてやみません。 また地域がら、イ…

シンドラーのリストを観て思う(再録)

この映画を観たのはもう30年ほど前のこと (1994年)。下の文を書いたのは2006年。ここ数日の国際ニュースから、ふと思い出し再録。パレスチナ自治政府が十分に国民をケアできていないという不満から、地元住民がハマスに寄せる支持・期待は大きかったのでしょ…

タシケント国際映画祭・映画鑑賞記録(カザフスタン、キルギス、イスラエル)

タシケント国際映画祭では、9月29日から10月1日にかけてタシケントの8つの映画館で、中東・アジア・東欧・南米の26ヶ国、49本の映画が上映されました。中央アジアからはカザフスタン、キルギス、トルクメニスタンの3ヶ国が出品。残念ながらウズベキスタンの…

ボイラールーム@ウズベキスタン(伝統音楽からテクノまで)

2023年3月、ウズベキスタンでは初の「ボイラールーム (Boiler Room)」イベントが開催されました。 ボイラールームは2010年にイギリスのロンドンで設立された、オンライン音楽ブロードキャスター兼クラブプロモーターです。 主にアンダーグラウンドなジャンル…

タシケント国際映画祭2023

第15回タシケント国際映画祭 (Tashkent International Film Festival 2023) が開催されています。様々なイベントが催されますが、9月29日から10月1日までタシケントの映画館で多種多様な映画作品が上映されます。 たくさんありすぎてどれを観ようか本当に迷…

映画とともに

日本に来て観た映画、インディ・ジョーンズと運命のダイアル、君たちはどう生きるか、ミッション:インポッシブル/デッドレコニング。 宮崎監督の作品は最初期から、2つのシリーズはともに第1作から観てきました。若い時から現在に至るまで、変わらぬ高度な…

UFO少年アブドラジャン(ウズベキスタン映画)

「UFO少年アブドラジャン (Abdullajon)」は1991年に公開された、ウズベキスタン初のウズベク語SF映画です (作中ロシア語も)。 宇宙人の少年が主人公なのでSFではありますが、全体のトーンはドタバタ人情コメディ。副題に「スティーブン・スピルバーグに捧ぐ…

ウズベキスタンが舞台の映画

ウズベキスタンが舞台の映画といえば、まず検索にひっかかるのが「旅のおわり世界のはじまり」。2019年製作、黒沢清監督の邦画作品です。演者は前田敦子、加瀬亮、染谷将太、柄本時生と、なかなか豪華。ウズベキスタンの風景がひたすら美しいらしいので、い…

リトルマーメイド in ウズベキスタン

ディズニーアニメの実写化映画は、2015年のシンデレラから、ジャングルブック、美女と野獣、ダンボ、アラジン、ライオンキング、ムーランなどを映画館で観てきました。これらはインドネシアかタイにいた時に観たもので、どれも音声は英語でした。 もし日本に…

「シン・仮面ライダー」タイで5月公開

「シン・仮面ライダー」がタイで5月24日から劇場公開されます。自分は残念ながら日本公開日より前に出国してしまったので観ることはできませんでした。さすがにウズベキスタンでは上映されないかなあ。 映画ポスターは日本と同じものを使用し、タイトルがタ…

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー3 in ウズベキスタン

ウズベキスタンでも公開が始まった「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」。近所の映画館 "Yulduz" に週末に行ったら珍しく混んでいたので、その日はやめて火曜日の祝日に観に行ってきました。 アニメ (すずめの戸締まり、スーパーマリオ) はどち…

ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー in ウズベキスタン

話題の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」。ここウズベキスタンでは4月6日に公開され、ずっと気にはなっていたのですが、映画評論家なる人々の評価があまり高くないこともあって、しばらく様子見していました。 けれども日を追うごとに目にするニュ…

すずめの戸締まり in ウズベキスタン

昨年11月、日本公開時に劇場で観た「すずめの戸締まり」。ここウズベキスタンでは今週 (4月13日) から上映が始まりました。 ちょうどこちらの映画館に行ってみたいと思っていたところだったので、ウズベキスタンでの初映画鑑賞は本作となりました。 ウズベキ…

バンブルビー(ふと再録)

カラカルパクスタンの政府機関「イノベーション省」で見たロボット。庭をデザインした人の趣味全開だなと、この手のジャンルが好きな自分はにんまりしながら写真をパチリ。黄色がまた「バンブルビー」っぽいですね。 後日、タシケントのイノベーション省 (高…

トムとジェリー(映画鑑賞)※再録

1940年2月10日、「トムとジェリー」の第一作「上には上がある/Puss Gets The Boot」がアメリカで劇場公開されたことにちなんで、2月10日はトムとジェリーの記念日に制定されているそうです。ということで、2021年にバンコクのターミナル21で観た映画の感想記…

透明人間にしてやられた

レンタルビデオ屋に行ってあれこれ映画を物色。タイで観た「透明人間 (原題: The Invisible Man)」があったので、他のと合わせて借りてきました。向こうで英語で観た映画を、日本語字幕でもう一度というわけです。 さっそくテレビに映し出してみると、、、ん…

メルカムゲンナ!

そういえば1月7日はエチオピアのクリスマス (ゲンナ) でした。なのでいくつかYouTube動画を。といっても、いい感じのクリスマスソング動画が見つからなかったので、普通にエチオピアっぽいものも。両肩を前後に激しくプルプル動かすエチオピアンダンスが見ど…

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター鑑賞@ららぽーと沼津

シネマサンシャインららぽーと沼津で「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」を観てきました。IMAX3D、最高でした。3D映画は10年前にフィジーの映画館で「オール・ユー・ニード・イズ・キル」を観て以来でしたが、当時感じた不満 (3Dメガネの掛け心地とか画…

BBCが選ぶ「100人の女性」

BBCが選ぶ2022年版100人の女性 (BBC 100 Women 2022) にタイ人ラッパー "MILLI" が選出されました。社会に影響を与える女性という名目のリストアップです。 MILLI については過去記事で少し紹介していますが (⇒コチラ)、こうして注目を浴びれば、今後またタ…

映画っていいもんですね

タイから帰国後、この半年間に映画館で観た映画、わずか18本。タイにいた時より映画館に行く回数はグッと減りました。でも、邦画・日本アニメもそこそこ観ているし、洋画も字幕 (時には吹替版) で観られるのでストーリーが一層理解でき、満足度は高かったな…

インド映画『RRR』を観て

数年前にDVDで「バーフバリ 伝説誕生/王の凱旋」を観てかなりおもしろかったので、同監督の最新作「RRR」を、期待しつつ劇場で観てきました。 感想としては、うーん、ちょっと、という感じ。バーフバリと同じく「ありえねー!www」というアクションはまあま…

無理矢理映画レビュー:B級ホラー映画編

これも古い記事ですが (もともとブログ引越し時に削除)、自分的に最近なんとなく映画づいているので、再録。世間的にはあまり評価されていないB級ホラー映画を2本、あれこれ考えてみたものです。というか無理矢理、褒めています。ただ、死霊の盆踊りについて…

ホラー映画考(再録)

今日10月31日はハロウィンということで、これまでたくさん書いてきた過去記事の中に「ハロウィン」という単語がないか検索したところ、1本だけ見つかりました。ブログ引っ越しの時に削除したもののひとつです。ハロウィンそのものとは全然関係ないんですけど…