A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

タイのお寺

腐敗しない遺体の奇跡も、所変われば・・・

先日アメリカで、数年前に埋葬された修道女の遺体が腐敗していなかったことから、これを奇跡と呼ぶ声が上がっているというニュースがありました。 本件は「ミズーリの奇跡」と呼ばれ、件の修道院には多くの巡礼者が詰めかける事態になっているそうです。今後…

ワット・ジャムパー・コミュニティ

タリンチャン地区のワット・ジャムパーに行った時、セントラルワールド前から79番バスに乗り、バス停ムーバーン・ナンタワンで下車しました。しかしGoogleマップに示されていたバス停からお寺までの道は、大きな役所の敷地だったので通り抜けできませんでし…

ワット・ジャムパー

タリンチャン地区にあるワット・ジャムパー (Wat Champa) はアユタヤ朝時代に建てられたもので、この地域ではもっとも古いお寺のひとつです。ラーマ3世の治世 (1824~1851) に大規模な改修を受けました。お堂には当時の装飾がそのまま残されていて、きれいな…

ワット・サンカターン

ワット・サンカターン (Wat Sangkatan, Wat Sanghathan) はノンタブリーにあるお寺で、瞑想センターとしても知られています。もともとアユタヤ朝後期に建てられたワット・サリコというお手で、その後は荒廃しながらも、残された仏像には地元民が常に足を運ん…

ワット・バーンサケー・ノーク(ギャンブルの神様)

「ワット・バーンサケー・ノーク (Wat Bang Sakae Nok)」はBTSタラートプルー駅のすぐ北側にある小さなお寺です。アユタヤ朝時代に建てられ、一度は廃れましたが、再びレストアされ現在の形になったそうです。 一見平凡で、よくあるタイローカルのお寺ですが…

聖ニコラス大聖堂(タイの東方正教会)

これまでバンコクのカトリック教会をいくつかまわりましたが (⇒過去記事)、タイには東方正教会 (ロシア正教会) もあることを知り、そのうちのひとつ「聖ニコラス大聖堂 (St. Nicholas Orthodox Cathedral)」に行ってきました。BTSウドムスック駅の北側、スク…

万仏節、お寺をウロウロ

本日、2月16日は、タイは万仏節 (マカブチャー、マーカブチャー、マーガプジャー) のため祝日でした。万仏節は仏教の祝祭日のひとつで、旧暦3月の満月の日がこれにあたります。 その昔、お釈迦様がいたお寺に、悟りを開いた弟子1250人が偶然集まった日である…

バレンタイン狂想曲@三神一体(トリムルティ)祠

2月14日はバレンタインデー。もともと269年にローマ皇帝の迫害下で殉教した聖ウァレンティヌスに由来する記念日として、キリスト教圏の主に欧米で、カップルが愛を祝う日とされています。敬虔な仏教国タイでは日本以上に関係なさそうですが、実はタイの若者…

ワット・ボロムラチャ・カンチャナピセーク

ワット・ボロムラチャ・カンチャナピセーク (Wat Boromracha Kanchanaphisek) はプーミポン前国王の在位50周年を記念して1996年に建設が初められ、2008年に完成した中国寺院です。漢字名は「普頌皇恩寺」、タイに数ある中国寺院の中でも随一の規模を誇ります…

ワット・ボウォンニウェート再訪

第1級王室寺院であり非常に格式の高いお寺「ワット・ボウォンニウェート (Wat Bowonniwet)」。これまで何度か訪問しブログにも載せていますが (⇒コチラ)、この大晦日にまた近くを通ったのでちょっと立ち寄って参拝してきました。 いつもはかなり厳粛な空気が…

謹賀新年2022(仏暦2565)

2022年元旦、バンコク中華街にある中国寺院「ワット・マンコン」に行ってきました。タイでお正月といえば、一にソンクラン (4月)、二に春節 (1月下旬~2月上旬)、次いで西暦の1月1日なので、思っていたほどには混雑していませんでした。それでもコロナで閑散…

ワット・クラトゥム・スアプラー

バンコクのプラウェート地区にある「ワット・クラトゥム・スアプラー (Wat Krathum Suea Pla)」に行ってきました。オンヌットのビッグCの対面側のバス停から1013番のバスに乗って20分強、お寺前のバス停で下車、運賃18バーツ/62円。バスはエアコンが効いて…

ワット・バーンイーカン再訪

タイ政府認定歴史文化遺産のひとつ、ワット・バーンイーカン (Wat Bang Yi Khan) を再訪。ようやくお堂の中を見ることができました。内部の壁画は当時の人気画家コンペーのもの (Kong Pae または Pae Kong)。だいぶ損傷が激しかったので、遠からず補修作業が…

ワット・パーケート

ワット・バンナーノークからフェリーで対岸に渡り、レンタサイクルで「ワット・パーケート」に行ってきました。このお寺は1817年、ラーマ2世の時代に建てられました。もともとの名前はワット・タノンケート。ケート (Ked) はお寺に植えられた木の名前だそう…

ワット・バンナーノーク(誕生日のタンブン)

先日、ちょうど休みの日に誕生日を迎えました。誕生日になるとタイ人はお寺に行ってタンブン (善行を行う・徳を積むこと) をすると聞いていたので、することもないし自分も真似をしてみることに。(※注:誕生日だけでなくタイ人は年中タンブンしています) ど…

ワット・ベンチャマボピット再訪

2年前に訪れたワット・ベンチャマボピット (→コチラ)。その後の自分のお寺巡りのきっかけになったお寺です。2年前は雨季が明けたばかり (10月末) でまだ曇が多い空模様でしたが、こうして青空の下で見てみると、あらためて美しいお寺だなと、ほれぼれ見入っ…

ワット・モーリーローカヤーラームとカオニャオマムアン

ワット・モーリーローカヤーラーム ワット・アルンとワット・カンラヤナミットの間に位置する第二級王室寺院「ワット・モーリーローカヤーラーム (Wat Molilokkyaram)」を見学してきました。このお寺は18世紀、アユタヤ朝時代に建立されたもので、トンブリー…

昔日のワット・マハータート(アユタヤ)

中東・アフリカで生活していた頃は、日本に帰るときは北回り (ヨーロッパ経由) にするか南回り (アジア経由) にするか、フライトを選ぶのも楽しみのひとつでした。 北回りならロンドン (BA)、パリ (AF)、フランクフルト (LH)、アムステルダム (KLM)、南回り…

ワット・スアーンサワン(補足)

ローカルニュースに「バンコクの不気味でクールな放棄されたスポット」という記事があり、旧税関建物、ニューワールドモール、サトーンタワー、チャルームラー公園、飛行機の墓場に加え、ワット・スアーンサワン (記事中では Wat Wiman Sawan) がピックアッ…

仮面ライダーのプラクルアン

「プラクルアン」はブッダや僧の姿をかたどった小仏像の護符で、ペンダントのようにこれを首にかけているタイ人をよく見ます。僧侶が一つ一つ祈祷を奉げて作るもので、厄除けや現世利益に効果があると信じられています。 歴史的な高僧の手によるものは驚くほ…

エメラルドブッダの衣替え(ワット・プラケオ)

1年に3回、季節の変わり目にタイ国王の手で衣替えが行われる、ワット・プラケオのエメラルドブッダ。昨日夜、夏服から雨季の衣装に変えられました。 今日、タイはアサラハブーチャ (三宝節、7/24) の振替休日、7/28 (水) が国王誕生日の祝日です。休みが続き…

ワット・タキアン

MRTピンクラインの北端ひとつ手前、セントラル・ウエストゲート横の駅で降り、516番バスに乗って6kmほど南下 (7~8分)、さらに東側に2kmほど歩いて、ワット・タキアン (Wat Takien/Tha Kien) に行ってきました。 目当ては、ニュース写真で見たロボット (トラ…

ワット・タムルー

BTSの東の終点ケーハ駅からさらに東に足をのばしたことは何度かありました。これまでワット・アソカラームやエンシェントシティ (ムアンボーラン) を訪問しています。今回は、さらに東に遠征。目的地はワット・タムルー (Wat Tamru)。 ケーハ駅を降りるとタ…

ワット・スワン

ワット・スワンはアイコンサイアムのすぐ近くにあるお寺です。1782年に建てられ、当時は中国風のデザインだったそうですが、今はもうそれらの建物はありません。金色の仏像はスコータイ様式。第三級王室寺院。 アイコンサイアムはすぐそこ。

ワット・タートトーン

ワット・タートトーン (Wat That Thong) はBTSエカマイ駅の横にある大きなお寺です。エカマイは自分の生活圏なのでもう何十回、いや何百回と目にしていたのですが、今までなんとなく素通りを続けていました。しかし今日、ようやく中に。 お寺は1937年に建て…

ワット・パリナーヨク

ワット・パリナーヨク (Wat Parinayok Worawihan) はバンコク旧市街、プラナコン地区にある第三級王室寺院です。もともとワット・プロムスリンという名でラーマ2世の時代に建てられた古いお寺ですが、後に改修が重ねられ、現在の姿になりました。 小さなお寺…

ワット・シターラーム

ワット・シターラーム (Wat Sitaram) はパンファーブリッジ船着き場の東側600メートルほどのところにある小さなお寺です。ラーマ2世の時代にワット・コクムーとして建てられ、その後改修され名前も現在のものに変わりました。 もともと建てられたお堂は、中…

ワット・トーン・ノッパクン再訪

2年前の今頃は毎週バンコクのお寺巡りに勤しんでいました。ワット・トーン・ノッパクン (Wat Thong Noppakhun) は当時お堂の中に入れず、壁に描かれているという猫の画を見られなかったのが心残りでした (→コチラ)。 そのことを急に思い出し、BTSゴールドラ…

ワット・マイトーンセン(未見)

MRTバンポー駅は以前ラートナーを食べるため降りたことがありましたが、お店の近くにあるワット・マイトーンセン (Wat Mai Thongsen) に行ってようかなと、ふらりと出かけた土曜日の朝。ここの仏像は腰掛けているような珍しいタイプなんですワット・サームプ…

ワット・ポンサヌック・タイ&ヌア(ランパーン)

ワット・ポンサヌック・タイ (Wat Pongsanuk Tai) はランパーンの町中にあるビルマ様式の寺院です。ワット・シーチュムなどと同じく、19世紀当時この地に多く住んでいた、チーク材を扱うビルマ系住民により1886年に建立されました。 ランパーンに来てすでに…