これまでバンコクのカトリック教会をいくつかまわりましたが (⇒過去記事)、タイには東方正教会 (ロシア正教会) もあることを知り、そのうちのひとつ「聖ニコラス大聖堂 (St. Nicholas Orthodox Cathedral)」に行ってきました。BTSウドムスック駅の北側、スクンビット101/1通りを東に約1.7km進んだ場所にあります。
建物の外観は、カトリック教会とはまた違う、独特のかわいさがありますね。どこかおとぎ話のような。
内部の装飾も独特。久しぶりにこういう感じの壁画を見ました。タイではもっぱらお寺ばかり見ていたので、とても新鮮。
東方正教会はとくにエチオピア滞在中にがっつり触れてきました。エチオピア正教会はまたちょっと独特ですが (⇒エチオピアの教会など)。タイに何人くらい正教会の信者がいるのかわかりませんが、彼らにとってクリスマスはやはり1月7日なのかな。(下の写真はエチオピアのラリベラ)
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ちなみになぜバンコクにロシア正教会があることを知ったかというと、現在進行中のロシアによるウクライナ軍事侵攻から、ふとGoogleマップでロシア正教会を検索したからです。教会を見たあと、そういえばソヴィエトのウォルト・ディズニーことアレクサンドル・プトゥシコはたしかウクライナ出身だったなと思い、彼の作品である「妖婆 死棺の呪い (魔女伝説 ヴィー)」を思い出したのでした。映画には「俺はコサックだ」というセリフやボルシチを食べるシーンも出てきます。