A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ワット・スアーンサワン(補足)

ローカルニュースに「バンコクの不気味でクールな放棄されたスポット」という記事があり、旧税関建物、ニューワールドモール、サトーンタワーチャルームラー公園飛行機の墓場に加え、ワット・スアーンサワン (記事中では Wat Wiman Sawan) がピックアップされていました。

18世紀、バンコクの人々の生活スタイルがまだ村単位だった頃は、各村にそれぞれお寺があり、住民は熱心に参拝をしていたそうです。しかしバンコクの近代化が進むと、次第に人々の足は小さなお寺から遠のき、多くのお寺が放棄されていったそうです。

ワット・スアーンサワンもそうした歴史をたどり、1920年には僧侶もお寺を去りましたが、1976年にはすぐ近くに建つワット・カルハボディに統合される形で管理されるようになったそうです。そして今も往時の面影をたたえ、裏路地にひっそりと建っています。

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