A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタン観光

タシケントの教会巡り

バンコクではワット (お寺) だけでなく教会もいくつか見てきました。お寺ほどセキュリティがゆるくはなく、ほとんどの教会は入口が閉まっていましたが、壮麗な外観だけでも十分に目を奪われました。⇒バンコクの教会巡り ⇒ポルトガルの面影 ⇒タイの東方正教会…

アンティークの持ち出しにはご注意を(2024)

昨年11月、ローカルニュースをもとに「アンティークの持ち出しにはご注意を」という投稿をしました (⇒コチラ)。 すでによく知られているはずなのに、またもブハラ空港で、古いコイン押収のニュースがありました (9月18日付 KUN.UZ)。 * * * 『ブハラ空港…

オルティンテパ(黄金の丘)で遠足気分

Googleマップで見つけてずっと気になっていた場所に行ってきました。「オルティンテパ (Oltin Tepa)」という名称で、直訳すれば「黄金の丘」(Map)。 どうやらハイキングコースにもなっているようです。「タシケントの町中にハイキングコース?」 不思議とい…

ヤンギ・ウズベキスタン・ボギ(新ウズベキスタン公園)

日曜日の午後、タシケント市中心部からは少し郊外にある公園「ヤンギ・ウズベキスタン・ボギ (Yangi O'zbekiston bog'i=新ウズベキスタン公園)」に行ってきました (Map)。 何か目的があったわけではありません。「大きな公園があるよ」くらいのことは聞いて…

暑い夏こそ毛皮の帽子:ウズベキスタンのチュグルマ

先月、ウズベキスタンの古都ヒヴァを訪れた際 (⇒コチラ)、建ち並ぶお土産ショップの中に毛皮の帽子が売られているのをよく見かけました。 ヒヴァの冬はそんなに寒さが厳しいのかと、初日に案内してもらったガイドさんに尋ねたところ、もちろん冬にも使うが夏…

カシュカダリヤ遠征(1)道中の風景

所用でカシュカダリヤ州へ、1泊2日の遠征。カシュカダリヤ州はウズベキスタン南部のカシュカダリヤ川沿岸、パミール山脈山麓部に位置し、サマルカンド州、ブハラ州、スルハンダリヤ州のほか、トルクメニスタン、タジキスタンに隣接します。 州は13の地区に分…

世界遺産都市ヒヴァ(4)ローカルグルメ

ヒヴァでいただいたローカルグルメをご紹介。1泊2日で食事回数は限られていましたが、食べたいものは食べることができました。 というか、出発前にスタッフにヒヴァのローカルグルメについてたずねたところ、皆一様にシビットオシュとトゥフムパラクしか言っ…

世界遺産都市ヒヴァ(3)イチャン・カラ②+α

前日のブログにイチャン・カラの主要な建物の写真を載せたので、今回はその他の風景・遠景・夜景、おまけで郊外の写真を。 ■風景印象的だったのは、土曜日の日中はほとんど人 (観光客) がいなかったこと。「オフシーズンだから?」と思っていましたが、土曜…

世界遺産都市ヒヴァ(2)イチャン・カラ①

ヒヴァの旧市街「イチャン・カラ (=内城)」は1990年にウズベキスタン国内で初めてユネスコの世界遺産に登録されました。中央アジアと西アジアの各都市に存在する内城のうち、無傷の状態で保たれているのはヒヴァのイチャン・カラのみであり、当時のイスラム…

世界遺産都市ヒヴァ(1)移動とホテル

7月13日 (土) の朝便でタシケントを発ち、ウズベキスタン西部の古都ヒヴァに1泊2日で旅行してきました。ヒヴァの旧市街「イチャン・カラ」は、1990年にウズベキスタン国内で初めてユネスコの世界遺産に登録された、歴史ある街です。まずは移動とホテルのご紹…

ホラズム

「ホラズム」(ウズベク語:Xorazm) は中央アジア西部に位置する歴史的地域です。アムダリヤ川の下流域、アラル海の南岸にあたり、現在はウズベキスタンとトルクメニスタンに分割されています。 中心都市はウルゲンチとヒヴァで、ヒヴァを中心とする中央部は…

バザール探訪@ヌクス(カラカルパクスタン)

先週末、カラカルパクスタンに行った際、首都ヌクスの中央バザール (Markaziy Bozor) をのぞいてきました (*Map)。 カラカルパクスタンには去年3月と10月の2回行きましたが、その時のヌクスの印象は、町を歩く人が少ない、若者がいない、というものでした。 …

船の墓場@ムイナク

カラカルパクスタンの首都ヌクスから車をチャーターしてムイナク (またはモイナク、Muynak/Mo'ynoq) に行ってきました。 目当ては「船の墓場」。20世紀最大の環境破壊と言われるアラル海の縮小を間近に感じたいと思い。 ヌクスからムイナクの距離は200kmほど…

タシケント⇒ヌクス 空の旅

金曜日の朝、タシケントからカラカルパクスタンの首都ヌクスへ。飛行時間1時間半ほど。朝食のサンドイッチはシンプルながらとても美味しかったです。 ウズベキスタン中央部はひたすら砂漠 (土漠) が広がる単調な風景でしたが、後半、突然視界に入ってきた緑…

世界最古のコーラン写本@タシケント

タシケント観光の目玉のひとつ、ハズラティ・イマーム・コンプレックス (⇒コチラ)。もう何度も行っていますが、最近ようやくコーラン写本を見学したので、あらためて写本の紹介を。 ■ウスマーン写本ウスマーン版クルアーン (オスマンコーラン) やサマルカン…

ウズベキスタンにもあった『奇跡の泉』

ベシュバルマクを食べるため訪れた「チャシュマ (Chashma)」というお店 (⇒コチラ)。チャシュマって現地語でどういう意味なのかなと思い調べていくうちに、「チャシュマ・コンプレックス (Chashma Complex)」なるものを知るところとなりました。 チャシュマ・…

窓の外には中央アジアの山々@ウズベキスタン航空

今回の一時帰国は初めてウズベキタン航空を使いました。タシケント~成田直行便です。 往路 (タシケント→成田) 7.5時間、復路 (成田→タシケント) 9時間。飛行時間の差は偏西風の影響? 座席は43ドル追加料金を払ってエコノミーの一番前の座席 (11A) を買いま…

宇宙飛行士駅@タシケントメトロ

4月12日は「世界宇宙旅行の日」。1961年4月12日、ソ連がボストーク1号により人類初の有人宇宙飛行を行ったことによります。宇宙飛行士はユーリイ・ガガーリン。 『地球は青かった』ご存知、ガガーリンの名言ですが、実際には「空は非常に暗かった、一方、地…

ウズベキスタンのナウルーズ(2024)

今年、日本は3月20日が春分の日でしたが、ウズベキスタンは21日が「ナウルーズ (ナヴルーズ/Navruz/春分の日)」でした。ナウルーズについては去年もう少し詳しく書いています (⇒コチラ)。 祝日だし、何かそれっぽい雰囲気を味わいたいなと、ナウルーズ公園に…

ウズベキスタン、ドローン規制(やや)緩和

3月15日、ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領は、ドローンの違法な輸入・販売・取得・保管または使用に関する罰則を緩和する、該当刑法の改正案に署名しました (3ヶ月以内に施行)。この改正により、違反者に対する罰則が刑事責任から行政責任に変わります (…

テレビ塔から眺めるタシケントの町並み

よく晴れた土曜日、タシケントテレビ塔に上って、タシケントの町をぐるりと一望してきました。前々から一度上ってみたいと思っていましたが、ようやくです。 テレビ塔はタシケントに残るソビエトモダニズム建築のひとつです (⇒コチラ)。1985年の完成当時、世…

タシケントに残るソビエトモダニズム建築(2)

1966年4月26日、タシケントを襲った巨大な地震は、伝統的なレンガ造りの建物をことごとく破壊しました。 地震後、ソビエト連邦の共和国から多くの建設部隊がかけつけ、そうしてタシケントはソ連的な町並みに変貌したのでした。 タシケントにはこの頃 (1970~…

バレエ「白鳥の湖」鑑賞@ナヴォイ劇場

知人に誘われ (チケットもとってもらい)、久しぶりにナヴォイ劇場でバレエを観ました。演目は「白鳥の湖」。昔、映画「ブラックスワン」は観ましたが、本家のストーリー (の流れ) は下調べもせず出かけました。 案の定、シーンの意味がよくわからないまま観…

ブハラのライオン

先月、「平山郁夫国際文化キャラバンサライ」を訪れた時 (⇒コチラ)、玄関の両脇に佇む「ライオン (狛犬)」がなんともユーモラスで、なんなんだろうなこれはと思いながら写真をパチリ。 そして訪れたブハラ。アルク城の中に、またもいました、ライオンが。い…

古都ブハラ旅行(ブハラ・ユダヤ人)

ブハラ旧市街観光の起点にもなっているラビハウズの南側、迷路のように入り組んだ細い路地の一角に、シナゴーグ (ユダヤ教の会堂) と「ブハラ・ユダヤ人」の歴史を紹介するミュージアム「Bukhara Jewish Old House」があります (*Map)。 シナゴーグの扉が閉…

古都ブハラ旅行(ハマム)

「ザビヨン・ダビヨン・ハマム (Zabiyon-Dabiyon Hammam)」(*Map) でローカルのハマムの雰囲気を味わってきました。ハマム (ハンマーム) はトルコ・中東・中央アジアに見られる伝統的な公衆浴場です。 ブハラにはハマムがいつくかあって、おそらくもっとも有…

古都ブハラ旅行(ローカルグルメ)

■1日目昼食@The Plov (*Map)「ザ・プロフ (The Plov)」でブハラのプロフ「オシュ・ソフィ」をいただきました。いろいろなサイトのレビューを読むと、ブハラでもっとも人気のあるプロフ店だと思います。 「Taste Atlas: Plov」にもおすすめ店として載っていて…

古都ブハラ旅行(3日目)

ブハラ3日目は郊外2ヶ所とお土産購入。午後3時半の鉄道でタシケントに戻るため、慌ただしくも充実した一日を過ごしました。 ■朝食@スルタンホテル前日とほぼ同じラインナップ。とても食べきれないので、こんなに出してくれるのはありがたいけれど、もったい…

古都ブハラ旅行(2日目)

前日に行けなかった旧市街西側などの散策、ギジュドゥヴァンへの遠出、そしてハマム (ハンマーム:伝統的な公衆浴場) に行きました。まずはホテルで朝食をいただき、イブン・シーナー像からスタート。 ■朝食@スルタンホテル1泊40ドル、朝食付き。宿泊客が少…

古都ブハラ旅行(1日目)

土曜日から2泊3日でブハラに行ってきました。ブハラ (Bukhara/Buxoro) はウズベキスタンの首都タシケントから西南西440kmに位置するブハラ州の州都。古代より栄えたオアシス都市で、1993年には、旧市街地がユネスコの世界遺産に登録されました。人口28万人 (…