地下鉄ガフールグロム駅の西側、アブドゥッラーコデリー公園の北側に、ザルカイナル・コチャシ (コチャシ=通り) を中心とした歴史的な町並みを保つ地区があります。Googleマップでは "Zarkaynar Historical Street" という表記 (⇒マップ)。
看板など何もなく、どういう歴史があるのかよくわかりません。昔の町並みを保っているかと言われれば、正直そこまででもないよう見えますが、入り組んだ細い路地に家が密集して建つ姿は、タシケントの都会の風景とはたしかに異なるものです。
そぞろ歩き、というほど散歩を満喫したわけではありませんが、どこか異空間に迷い込んだような、少しだけ不思議な感覚に浸ることができた時間でした。
自分としては、わずかに残る古い梁とかイスラムっぽいドアの造りとかよりもむしろ、縦横無尽に張り巡らされた暖房用給湯パイプ (ですよね?たぶん) の方が興味深かったです。冬になったら触りに来よう。
【追記】ウズベキスタン人に確認したところ、パイプはガス管だそうです。お湯だと熱ロスが激しいでしょ?と言われ、まあ確かにと納得。ただし、ガスならガスで、あまりにむき出しの有様に、ちょっと不安も。夏の乾燥期は静電気も激しいし。。
ちなみに、ザルカイナル通りは北の「ハズラティ・イマーム・コンプレックス (⇒コチラ)」まで延びているはずですが、今は大きなカルチャーセンターの建設工事により遮断されているようでした (もしくは大きく迂回)。