A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタン生活

ウズベキスタンはやっぱり物価高(2024年7月)

これまでずっと、1ウズベキスタン・スムは0.012円で計算していました。細かく言うと、去年来たばかりの頃は0.0115円、その後は一瞬0.0125円までは上がったかと思いますが、計算が面倒なのでいつも切りよく「1万スム=120円」としていました。 「10万円はウズ…

バザール探訪@ヌクス(カラカルパクスタン)

先週末、カラカルパクスタンに行った際、首都ヌクスの中央バザール (Markaziy Bozor) をのぞいてきました (*Map)。 カラカルパクスタンには去年3月と10月の2回行きましたが、その時のヌクスの印象は、町を歩く人が少ない、若者がいない、というものでした。 …

2023年赤ちゃんの名前ランキング in ウズベキスタン

ウズベキスタン法務省の発表によれば、2023年はウズベキスタンで968,140人の赤ちゃんが誕生しました。そのうち501,577人が男の子、466,563人が女の子です。 そして2023年に最も多く登録された名前は、ムハンマダリ (男の子) とソリハ (女の子) でした。ムハ…

今夏一番の暑さの日に長時間の停電とは・・・

ウズベキスタンは6月25日から7月25日までが酷暑期と言われます。そのとおり、今週はとくに気温が上昇しました。 冗談ではなく、昼間無防備に出歩くのは生命の危険を感じるほど。強烈な日差しを遮るのに帽子では足りず、もっぱら日傘をさしています。 27日 (…

今年もやってきた停電の季節

去年の今頃、タシケントは停電が頻発していました。とくにひどかったのがコチラ。今年も停電はありますが、止まってもわりと短時間で復旧し、またUSB扇風機・LEDランタン・予備バッテリーと対策はたててあったので、そこまで苦に感じることもありませんでし…

小さな幸せ in ウズベキスタン

スプリンクラーの虹 6月に入り、高気温が続くタシケント。朝方、あるいは午後の一番暑い日差しの時間帯になると、芝生や花壇のスプリンクラーが散水しているのをよく目にします。 太陽の角度によっては (自分の歩く進行方向次第ですが)、きれいな虹が目の前…

タシケントコミコン2024

6月15-16日、タシケントでコミコンが開催されました。2週間ほど前、Instagram で広告が流れてきて偶然知り、iTicket.UZ でチケット購入。 過去イベントを画像検索したところマーベル系のコスプレが多く、ほぼ日本の漫画・アニメ系だったインドネシアの類似…

ウズベキスタンの「て」

国際スポーツ大会でウズベキスタン・ナショナルチームが着るユニフォームに、「て」という文字がデザインされていることをご存知の方も多いのではないでしょうか。 これ、ひらがなの「て」というわけではなく、幸運を呼ぶラッキーナンバーの「7」をデザイン…

アイスクリームにモヤモヤ

暑い季節になると、ことさらアイスが食べたくなります。個人的にはかき氷・アイスキャンディー系の方が好きなのですが、これがなかなかありません。 ウズベキスタンは、アイスクリーム・ソフトクリーム系がほとんど。乳製品が充実していますからね。なので基…

夏の到来 in ウズベキスタン

タシケントは先週からグッと暑くなりました。気温は連日30℃超え。ただし空気が乾燥しているので、今はまだ日陰・木陰に入るとスッと暑さがやわらぎます。 タシケントは街路樹がたくさん植えられているので、夏はとてもありがたい。秋は落ち葉掃除が大変そう…

不思議の松ぼっくり

普段生活していて、日常の中にふとどこか非日常な光景を目にすることはありませんか。 本来無秩序に見える自然の風景が、なんだかやけに秩序を伴っているように見える、そんな瞬間。 これはある朝、オフィスに出勤していた時の出来事。下の写真、敷地内の松…

続く時は続くもの(カップが割れました)

海外に赴任する時、和食器や台所用品も必ずいくつか持参します。食器が売っていない国などありませんが、やはり日本のものが使いやすいのは間違いありません。 いつも迷うのがカップ (マグカップ)。カップが売っていない国なんてそれこそ皆無だし、輸送中に…

お湯が止まっても焦らない

ウズベキスタンは今の季節、数日間お湯が止まります。冬が終わり、市の温水暖房システムの切り替えを行うためだそうです。 去年は4月に数日間お湯が止まったことがあって、その時は事情がわからずだいぶ焦って大家さんに連絡し、ちょっとクレームめいたこと…

路上の猫 in タシケント(5)

その1、その2、その3、その4から地味に続くこのシリーズ、冬の間はほとんど猫にも遭遇しませんでしたが、この1~2ヶ月でようやくちらほら姿を見かけるようになりました。ということでまた少し写真がたまったので放出。 ちなみにバンコクに住んでいた時は…

タシケントは夜が明る過ぎる

ここ数日、太陽フレアの情報が世界を駆け巡っています。日本でも本州でオーロラが観測 (目視) されたとか、なかなかエキサイティングなニュースが。 ここタシケントは、日本で言えば青森県と同じくらいの緯度。これはもう、夜空の観察に行くしかありません。…

戦勝記念日@ウズベキスタン

今日 (5月9日)、ウズベキスタンは「戦勝記念日」の祝日です。1945年にナチス・ドイツが降伏し、ソ連が独ソ戦に勝利したことを記念する日。 この戦争の犠牲者数はすさまじく、ソ連兵1,470万人、ドイツ兵390万人が戦死・戦病死、民間人を入れるとソ連は2,000~…

ウズベキスタンのスマホルール

世界的に「歩きスマホ」は違法化の流れが明確ですが、ここウズベキスタンにも、そうした厳格ルールがあります。「横断歩道を歩行中にスマホを利用してはいけない」というものです。 スマホまたは携帯電話で、横断歩道上で通話・チャット・画面を見る (マップ…

5月3日、ツバルのごみを思い出す

これまで中東・アフリカ・大洋州・東南アジアと国を渡り歩き、今は中央アジアのウズベキスタンで暮らしています。 ウズベキスタンの首都タシケントでの生活は快適です。他の国の首都よりも比較的、ごみの少ないきれいな町だと思います。 タシケントはあちこ…

ウズベキスタンあるある10選(その2)

その1に続いて、ウズベキスタン生活あるある。違和感を覚えること、物珍しいこと、感心すること、などなど。 ①地下鉄出入口のドアが怖い ガラスドアをグッと手で押して開いたあと、うかつに手を離すと閉まる時にギュン!とすごい勢いで閉まります。バネが強…

円安と物価高、ウズベキスタン生活への影響

連日、円安進行のニュースが紙面を飾っていますが、海外で働く日本人にとっても冷静ではいられない状況です。 自分のように給料が円建てだと、円安は現地での手取り額の減少になるからです。自分はドル口座を持っていますが、10万円で計算してみると (レート…

ウズベキスタンで日本のダークサイドが紹介される

現地メディア "KUN.UZ" で日本のダークサイドが紹介されていました。それは日本のマフィア "Yakuza" です。(⇒元記事/ウズベク語) 日本には良いイメージしかないと考えるウズベキスタン人が多い中、日本にはこういう側面もあることを、動画と文章で説明してい…

出口なの?入口なの?@タシケントメトロ

タシケントで暮らし始めて1年以上たちますが、未だに地下鉄の入口で一瞬立ち止まってしまうことが多い自分です。 それもこれも、出口/入口が左右統一されておらず駅によってまちまちであること、また入口の表示が見づらいからです。 ■ボドムゾール駅このタイ…

間違い電話

ウズベキスタンで暮らしていると、ときどき間違い電話がかかってきます。この土日も立て続けに間違い電話がありました。 一度目は出ましたが、相手は気だるそうに名前を連呼するだけで、どうにも埒が明きませんでした。そして最後はガチャ切りされ、なんだか…

ガス漏れでふとドリアンを思い出す

買い物に行こうと外出した時のこと。いつもの裏道を歩いていたら、突然フワッと臭いにおいが鼻を突きました。これはおそらくガス漏れ。 一瞬、顔をしかめましたが、ふとその向こうに、どこか懐かしいにおいを感じました。うーん、なんだっけなと、しばし思い…

なんだか怪しいセブンとマック in ウズベキスタン

タシケント在留邦人にも人気だった韓国レストランが移転したという話は聞いていたのですが、知人が先日行ったと言うので場所を教えてもらおうとしたところ、なにかの拍子に「近くにセブンイレブンあるよね?」と知人が他の同席者と話し始めました。 「セブン…

ラマダンの風景(Google画像検索から)

ウズベキスタンは国民の96.3%がイスラム教徒です (2022年推計)。その割に、町並みや人々の出で立ちがイスラム然としているかというと、けっしてそんなこともなく、住んでいる地域にもよるかもしれませんが、意識しないと今がラマダン月の最中であることも、…

ネクスト(タシケントのショッピングモール)

大型ショッピングモールが乱立するバンコクにくらべたら規模感はだいぶ小さめですが、タシケントにもきれいなショッピングモールがいくつかあります。 Googleマップで見ると、レビュー数が圧倒的に多いのが「ネクスト (Next)」というショッピングモール (Map…

鬼滅の刃 in ウズベキスタン

『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ、がウズベキスタンでも上映されたので、映画館に観に行ってきました。 こちらに来て以来、映画館で見た日本のアニメは「すずめの戸締まり」「君たちはどう生きるか」に続いて3本目。 もちろん今作もロシア語吹替版。マ…

タシケントは最後の雪

3月2日と3日に雪が降り、翌日からはスッと気温が上がったため、順調に春に向かっていると思われたこの2週間。 きっとあれがこの冬最後の雪だったんだろうなと、名残惜しくもあったのですが、昨日 (3月14日) の朝、突如また激しい雪になりました。 前日よりも…

アザーンを聞きたい今日この頃

これまでイスラム圏で住んだアパートの周辺には、だいたいモスクがありました。モスクの姿は見えないまでも、スピーカーから大音量で流されるアザーン (1日5回の礼拝の呼びかけ) ははっきり聞こえ、とくにラマダン中は後半になるともう夜通しモスクからお説…