A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

タシケントは最後の雪

3月2日と3日に雪が降り、翌日からはスッと気温が上がったため、順調に春に向かっていると思われたこの2週間。

きっとあれがこの冬最後の雪だったんだろうなと、名残惜しくもあったのですが、昨日 (3月14日) の朝、突如また激しい雪になりました。

前日よりも冷え込んだ朝、8時半に出勤し、窓を背にパソコンを開いてあれこれ準備をしていた時のこと。

同じ部屋のスタッフが出勤してくるなり窓の方を指さして、「雪!」とテンション高めのひと言。

あわててふり向き窓の外を見ると、けっこうな量の雪が降っていました。通勤時 (10分前)、雪が降るような天気とは思わなかったので、この急変には驚きました。

下の画像は3月のこれまでの天気予報のスクショをつなげたもの。先週までの予報では、14日の雪は予想されていませんでした。(3/15以降は順調に気温が上昇)

そうは言ってもすぐに止むだろうと思っていたら、20分たっても30分たっても勢いは衰えず、雪はますます激しくなっていきました。

そのうち、これは尋常ではないなと思い、写真を撮るため部屋の外に出たら、廊下でスタッフが何人も窓の外を眺めていました。ウズベキスタン人にとってもこの雪は予想外だったようです。

雪は激しく降り続き、あっという間に道路は真っ白に。そして、こんな日に限って別のオフィスを訪問する約束があり、早く止んでくれと心から祈ることになりました (傘がない・・)。

結局、訪問先に向かう途中もずっと雪は降り止まず、タクシーを待つ5分の間、現地でタクシーを降りまた5分ほど歩いている間、頭に雪が降り積もったのでした。

訪問先の写真 (↓)、12時前、まだまだ雪。ロボットも白くなっていました。

訪問先で1時間ほど過ごし、外に出たらすっかり天気は良くなっていました。本当に今度こそ「最後の雪」だと思いたい。春を心待ちにしています。