バンコク滞在中はよく路線バスを使っていましたが、市内の運賃は長く乗ってもせいぜい数十円と、当時はずいぶん安いなと思っていました (⇒バス記事1、バス記事2)。
しかしここタシケントは、さらに安いと感じます。なにしろいくら乗っても運賃は均一で、地下鉄と同じく1回の乗車で1,400スム (17円) のみ。
ウズベキスタンに来たのは今年2月下旬。3月くらいまでは、スマホのGoogleマップに地下鉄とバスの路線図がパッと表示されていました。
4月になって、そろそろ路線バスを使ってみようと考え始めた矢先、気づいたらGoogleマップで路線図の表示が出なくなっていました (バス、地下鉄ともに)。
せっかくその気になったのにどうしたものかと悩み、1ヶ月ほど放っておいたのですが、そんな時、知人が "YandexGo" のことを教えてくれました。
自分も "YandexGo" は日常的に使っているタクシー配車アプリですが、実はこれ、タクシーだけでなく、路線バスの情報も見ることができるんです。
起動画面の右下、"Transport" をクリックすると、地図上でいま何番のバスがどこを走っているのかがわかります。
バス停をクリックすると、何分後に何番のバスが来るかもわかるし、バス番号をクリックすれば、起点・終点のルートも表示されます。
素晴らしく便利なアプリです。聞けば運賃の支払いは地下鉄のカードなどでタッチ決済もできるそう。安いし便利だし、これは使わない手はありません。
実際に初めて路線バスに乗ったのは、この前の日曜日のこと。ホラズム料理を食べた後、オイベックの方に帰るため、自分の乗りたい2番バスを待ちました。
YandexGoの情報通り、バスは数分で到着。バスに乗り込むと内装はきれいでしたが、残念ながらエアコンが動いていません。午後1時、車内はだいぶ暑くなっていました。
そのうち乗客が文句を言い始めましたが、どうやら機械の調子が悪い様子。結局みんなで窓を開けることに。風はほどよく涼しいです。
自分は30分ほどで降りたいバス停に到着、地下鉄カードでタッチ決済し、無事下車。快適でした。ちなみにバス停は、見ればわかるような作りになっています (写真↓)。
日本よりも進んでいるなと思う一方、運賃が安すぎて、経営は大丈夫なのかと変な心配をしてしまう自分でした。