これまでずっと、1ウズベキスタン・スムは0.012円で計算していました。細かく言うと、去年来たばかりの頃は0.0115円、その後は一瞬0.0125円までは上がったかと思いますが、計算が面倒なのでいつも切りよく「1万スム=120円」としていました。
「10万円はウズベキスタン・スムだといくら?」と日頃意識しているのは、仕事の関係で手元現金が10万円を超えるか超えないかがひとつ基準になっているからなのですが、これまでは800万スム (✕0.0125=10万円) が上限ということで大丈夫でした。
今週、また10万円ぎりぎり用意する必要があったのですが、念の為と思ってスマホアプリで計算したところ、なんと780万スムという結果に。知らぬ間に1スム=0.0128円になり、10万円が800万スムを割るようになっていたのでした。
なので今は「1万スム=130円」とした方がいいですね。ブログに料理の値段をよく載せていますが、計算を変えなきゃな。さらに最近は、円自体が弱くなっていることに加え、ウズベキスタン (タシケント) の物価は相変わらず目に見えて上がっています。
■ジギルオシュ@イシュティホン
3月24日:38,500スム⇒5月18日:41,000スム (6.5%値上げ)
■ベシュバルマク@ベシュバルマクNo.1
5月5日:60,000スム/税10%⇒6月9日:65,000スム/税12% (計10%値上げ)
■シャシリク(羊肉1本)@ブハラカフェ
6月17日:19,000スム⇒7月9日:20,000スム (5%値上げ)
去年から、多くのレストランが3~4ヶ月に一度値上げをしています。ブハラカフェも2023年3月はシャシリク (羊肉1本) 17,000スムでしたから、2024年7月現在は18%の値上げです。
ただし、当時と現在の換算率をかけると、17,000スム✕0.0115円=195円から、20,000スム✕0.0128=256円と、自分にとっては実質33%の値上げになった計算に。
ブハラカフェも「7月1日から値上げします」とでも張り紙していてくれたら、6月にもっと駆け込みで食べに行っていたのにな。まあ日本だけですか、こういう予告って。
日本円と違って、外国通貨をいくら払っても、あまり細かいところまではピンとこないのですが、実際のところ、食事代が3割増しってなかなかのインパクトです。
うちの会社って円高になるとすぐ給料カットするのですが (円建ての給料を海外送金すると手取りが増えるので)、円安の時はなかなか考慮してくれないのはいつものこと。
ひとつ朗報なのは、コルジンカのノン (パン) がまた3,400スムに値下げされたこと。ただし自宅から一番近いコルジンカだけは、なぜか3,700スムのままです。
まあでもこのノン、2023年3月はもともと3,000スムだったんですけどね (⇒コチラ)。