タシケントは先週からグッと暑くなりました。気温は連日30℃超え。ただし空気が乾燥しているので、今はまだ日陰・木陰に入るとスッと暑さがやわらぎます。
タシケントは街路樹がたくさん植えられているので、夏はとてもありがたい。秋は落ち葉掃除が大変そうですが。
タンクローリーが左右に水をビシャーと放水しながら走っていました。いわゆる打ち水ですね。なかなか大胆なやり方。
天気予報を見てみると、来週はとうとう40℃に達する見込み。こうなると日陰も何も関係なく、空気自体が熱を持ってしまいます。いよいよ夏も本番。
夜も気温があまり下がらない、寝苦しい熱帯夜がまったやって来るかと思うと、今からちょっと憂鬱です。今年は停電がなければいいのだけれど。
しかし暑くなればなったで、そんな時にぴったりな料理があります。ヨーグルトベースの冷製スープ「オクローシカ」と、ウズベキタン風朝鮮冷麺「ククス」。
冬は食べられないというわけではありませんが、このふたつは夏季限定メニューにしているお店も多いです。店頭にククスの張り紙を見つけると、夏が来たなと感じます。
きゅうりが苦手で普段は極力避けている自分も、オクローシカに入っているきゅうりは許せてしまいます (ククスも)。
中華料理屋の冷菜も夏にピッタリ (写真は昆布、じゃがいも、砂肝)。暑さでバテ気味の時は、つい極東寄りのご飯が食べたくなります。
冬季も寒くならず年がら年中半袖で過ごせる東南アジアとくらべると、季節の変化がある国はやはりいいですね。
大陸性気候なので、夏暑く冬寒いというのが若干厳しくはあります。夏の最高気温と冬の最低気温で温度差60℃近いですから。
よく考えたら3ヶ月前は雪が降っていたんですよね。まるで遠い昔のことのよう (写真は3月14日のタシケント)。