A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

今年もやってきた停電の季節

去年の今頃、タシケントは停電が頻発していました。とくにひどかったのがコチラ。今年も停電はありますが、止まってもわりと短時間で復旧し、またUSB扇風機・LEDランタン・予備バッテリーと対策はたててあったので、そこまで苦に感じることもありませんでした。

そんなこんなで「今年は大丈夫そうだな」とすっかり油断していたところ、久しぶりに長めの停電がきました。仕事を終え帰宅し、エアコンのリモコンを押したところ、うんともすんとも言いません。そして気付く停電、この絶望感。

いったい何時間前から停電していたのでしょう。4本アイスが入っている冷凍庫は怖くて開けられませんでした。もしかしたら直前に停電したかもしれないし、そうなら冷気はできるだけ逃がさない方がいいですからね。

水シャワーを浴び、1時間ほど扇風機をつけベッドでゴロゴロしていましたが、西日があたって室温が30℃に達したため、耐えかねて外に避難。念のため大家さんに電気代を払っているかメッセージを打つと、前払いした領収書の写真が送られてきました。

夕方6時でも外の気温は36℃。生ぬるい風をあびながらテクテク歩いて目指したのは、家から1kmほどの場所にある「フードモール (Foodmall Tashkent)」。エリア規模の停電でも、たいがいのお店は自家発電を持っているので、空調は問題なし。

居心地がよさそうならここで夕ご飯をと考えていましたが、内部は思っていたより狭く各テーブルが近め、イスの座り心地もイマイチそうだったので、今回はパス。結局その先のカフェ (Bon!) で1時間半ほど時間をつぶしました。

そうして夜8時に帰宅すると、無事に電気は復旧していたのでした。ああ良かった。先日は夜12時から明け方まで停電ということもあったので、すぐにエアコンをつけ、寝る前にできるだけ部屋を涼しくしました。これもひとつ生活の知恵。

フードモール
タイ料理とベトナム料理もあったので次は何か食べに来よう。ポテト専門店も気になる。

* * *

翌日、おそるそおる冷凍庫を開け、シャーベットアイスを取り出し袋を開けてみました。案の定、一度すっかり溶け、再び凍った状態でした。

とは言ってももとがシャーベット系なので、少しシャリ感が増したくらいで食べ心地はそれほど変わっておらずホッとしました。まあちょっと悲しかったですけどね。