A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

古都ブハラ旅行(ローカルグルメ)

1日目昼食@The Plov (*Map)
「ザ・プロフ (The Plov)」でブハラのプロフ「オシュ・ソフィ」をいただきました。いろいろなサイトのレビューを読むと、ブハラでもっとも人気のあるプロフ店だと思います。

Taste Atlas: Plov」にもおすすめ店として載っていて、何はなくともここだけは行かなくてはと、意気込んで訪問しました。

メインメニューはブハラ風プロフ「オシュ・ソフィ」とサマルカンド風プロフ「ジギル・オシュ 」、そしてなぜか「ハリサ (ハリム)」、あとはサラダ類のみ。

タシケントでもオシュ・ソフィをいただきましたが (@Oshi Amiri)、その時は「ブハーリーライス (⇒過去記事:サウジアラビアのグルメ)」との再会を期待していました。

結局、タシケントのプロフ (ベシュ・カザンなど) とはやはり違うなとは思ったものの、ブハーリーライスとはそこまで同じではないなという結論でしたが。

ザ・プロフのオシュ・ソフィは、Oshi Amiriと同じく油/脂ひかえめで美味しかったです。やはり本場ブハラで食べても、ブハーリーライスとはどこか異なるものでした。

(記憶の中でブハーリーライスの味が美化されているのかも・・)

気になったのは、油が少し茶色っぽくて、もしかしてジギル・オシュ (亜麻仁油のプロフ) と間違われたのかなとも思いましたが、3日目にいただいたチナールも同じ色だったので、本場はこういう色なんだなと。

お米の炊き方も固すぎず絶妙。とても美味しかったので、もう一度食べに行きたかったのですが、いかんせん時間がなく。。

素敵な店内。食べている最中、どんどん席が埋まっていきました。オシュ・ソフィ 32,000スム/380円 (+税サ15%)。

1日目夕食@Old Bukhara (*Map)
ブハラの名物料理はオシュ・ソフィしか知らなかったのですが、行く前日にスタッフに聞いてみたら、お肉も美味しいとのこと。

ツーリストに大人気の「オールド・ブハラ (Old Bukhara)」で「ヴァグリ (Voguri/Vaguri)」とブハラ風サムサをいただきました。

ブハラ風サムサは「ギジュドゥバン・サムサ」かと思ったら、それとはまた違いました。これはこれで美味しかったですけどね。生地が薄くてサクッとしていて、今まで食べたどのサムサとも違いました (⇒コチラ)。

ヴァグリはタシケントでも一度食べましたが (⇒コチラ)、本場の味はやはり良かった。満足。100,000スム/1200円/500g。

ノンと一緒にいただきましたが、珍しくノンが美味しくなかった、パサパサで (2日目に行った時はちゃんと美味しかったです)。この日通されたのは2階席。

2日目朝食@スルタンホテル (*Map)
1泊40ドル、朝食付き。宿泊客が少ないためか、各人用に料理がテーブルにセッティングされていました。朝からどっさり。

この他にフレンチトーストが出てきて、さらに「卵焼きは?」と聞かれましたが、さすがにお断りしました。

ほうれん草のサムサ、ほうれん草のラバシュ、ブリンチク (クレープ状のパン)、そしてブリンザチーズ (白いチーズ) が美味しかったです。

2日目昼食@Tandir Somsa (*Map)
Googleマップ上の店名は「サムスシュカ (Samsushka)」、でもその看板は見当たりませんでした。普通のお店のプロフとは違って家庭的な味、ホッとする美味しさでした。

カラカルパクスタンの牧場主のお宅でご馳走になったプロフと同じく短粒米 (⇒コチラ)。自分はこれ目当てで行ったのですが (事前にお店のプロフの写真を見ていました)、ザ・プロフに負けず劣らず、こちらも美味しかったなと。

食事中、3組出入りしていましたが (おじいさん2人組、小さい子連れのお母さん、おじさん1人)、誰もプロフは頼まず、みんなサムサを頼んでいました。

サムサはパリパリのパイ生地でお肉もたっぷりで美味しかったですよ。緑茶も飲んで計42,000スム/500円。

2日目夕食@Old Bukhara (*Map)
毎回新しいレストランにと思って「ラズィーズ・ハウス (Laziz House)」と「チナール (Chinar)」に行ったのですが、両店ともクローズ。

ということで「オールド・ブハラ」を再訪。名物料理がもうわからなかったので、シャシリクを2本 (羊、牛) とショルバ (スープ) をいただきました。

こんなに固いショルバの肉は初めてでした。まあ噛み締めて食べる楽しさがあったと言えなくもありません。スープはすべて天然材料といった感じで美味しかった。

通されたのは中庭の席。自分はハマムでたっぷり温まった後の訪問でしたが、吹き込む夜風で湯冷めしそうでした。風が吹くたび枯れ葉が落ちてくるし。。

室内席はいっぱいだったのかな。この季節、中庭席だと料理があっという間に冷えるので、あまりおすすめはしません。

3日目朝食@スルタンホテル (*Map)
前日とほぼ同じラインナップ。とても食べきれないので、こんなに出してくれるのはありがたいけれど、もったいないが先に立つ。。

サマルカンド旅行の際はホテルの朝食はとらず、朝から外のレストランでサムサなんかを食べましたが、ブハラはいまいちそういう朝から開いているレストラン情報がなく (自分が調べなかっただけですが)、素直にホテルでいただきました。

3日目昼食@Chinar (*Map)
実は再びラズィーズ・ハウスを訪れたのですが、またもクローズ。ということで、こちらもツーリストに人気のレストラン「チナール (Chinar)」に行きました。

マスタバ (お米入りスープ) とプロフ (オシュ・ソフィ) を注文。スープは優しい味で野菜も肉もよく煮込まれていてとても美味しかったです。

ただし注文からスープが出てくるまで20分以上かかりました (他にお客さんなし)。この点、高評価だけでなく、低評価が多い理由なのかも。(スープは作り置きでしょ?と思うので)

ザ・プロフと同じくこちらも油が茶色っぽかったので、ブハラのオシュ・ソフィはこういうものなんだなと理解。こちらは少しお米がパキッとした炊きあがりで、油もやや多め、なので個人的にはザ・プロフに軍配。

1階の店内はこんな感じ。しゃれたデザインですね。2階席とか他にも部屋があります。

3日目お茶@Silk Road Teahouse (*Map)
タシケントに戻る前、最後に「シルクロード・ティーハウス (Silk Road Teahouse)」でお茶を一服。

スパイス&ハーブティー (茶菓子付き) 5万スム/600円。お茶リフィル無料。この雰囲気の中でゆっくりいただくことができるので、価値ありだと思いました。

オリエンタルムード満載の店内で、のんびりお茶をいただきました。歩き疲れた身には、甘い砂糖菓子がありがたかった。お茶の販売もしています。