A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

タシケントおすすめサムサ

これまでいろいろなお店でサムサ (ソムサ) を食べてきましたが、そろそろ自分の中でもお気に入りがかたまってきました。次の3種3店、他人にもおすすめしたくなるソムサです。タシケントに来ることがあれば、ぜひお試しあれ。(⇒ソムサ過去記事)

①ミノールサムサ(しずく形サムサ)

タンディール (窯) でしずく形に焼かれたサムサは、タシケントの街角で目にするもっとも一般的なサムサかと思います。見た目もハリネズミのようで可愛く、サクサクのパイ生地と中身の羊肉&タマネギ+スパイス (クミン他) が最高に美味しいです。焼き立ては熱々の肉汁で口の中を火傷しそうになりますが、それもまた嬉しいポイント。

どこで買ってもそこまで大きく味に違いがあるわけではありませんが、そんな中でも自分の一番のお気に入りは、「ミノールサムサ (Minor Somsa)」(*Map)。職場から近いのでよくお昼にテイクアウトしていましたが、あれこれ食べくらべた結果、結局ここが一番美味しいという結論に。

同じ名前のお店がミノールモスクの向かい側にもあって (*Map)、そちらの方がレビューも多く人気店のようですが、パイ生地のパリパリ感が、くらべてみると上のお店の方がしっかりしています。上の写真のサムサ、見た目もピカピカでしょ?。極薄ガラスを食べているような (食べたことないけど)、バリバリ寄りのパリパリはもう至高の美味しさです。でもサクサク寄りのパリパリが好きな人は、こちらのお店がよろしいかと。 

まあでもこのタイプのサムサはどこで食べても本当にあまり変わらないんですよね。どこも美味しいです。下の写真、1枚目 (*ミノール駅の東側)、2枚目 (*Map) ともに、サクサクした生地。ここはもう個人の好みですが、自分はサクサク派ではなくパリパリ派なので、ここよりは上のお店の方が好きです。

②カフェ・ブハラ(ブハラ風サムサ)

ブハラ州の地方都市ギジュドゥバンのサムサ。大きい三角形で、餃子のような薄い皮に肉汁たっぷりの具が詰まっています。これも羊肉。大きい分、食べごたえと肉汁の量が違いますね。ひとつでも大満足です。タシケントではあまり他店にはないかもしれません。ぜひ「カフェ・ブハラ (Cafe Bukahara)」に (*Map)。

③シャシリク&サムサ(サマルカンド風サムサ)

サマルカンドで食べたパイ生地の極みのようなパリパリ・サクサクのサムサが忘れられません (⇒過去記事)。最近、タシケントでもようやくこのサムサを見つけました。「シャシリク&サムサ (Shashlik&Somsa)」というお店で (*Map)、下の写真のとおり、かなり良い出来ではないでしょうか。表面のグラデーションが美しいです。食べながらポロポロとお皿にこぼれるパイ生地の破片の量も、まさにサマルカンドのそれ。これは美味しかったです。

おまけ:オロットサムサ

A (Д) の形をしたオロットサムサ (Olot Somsa)。タシケントのいろいろな場所で食べることができます。こちらも美味しいです。食べかすがこぼれないのもいいし、中身がお肉 (羊肉) とタマネギに加えトマトも入っているので、汁気と酸味があって飽きずにいくらでも食べられます。どこで食べても美味しいので、自分的には買うお店は定まっていません。