カラカルパクスタンで畜産農家を見学させてもらった際、オーナーのご厚意でお昼までいただくことに。メニューは手作りプロフ。そしてこのプロフがすこぶる美味しかったんです。
これまでレストランでしかプロフを食べたことがなかったのですが、レストランのプロフは何しろ油の量が多く、ご馳走感はあるものの、毎日食べられるかと言われたら、それはかなり厳しいなと。
ところがこの時いただいたプロフは、油の量はほどほどで、お米は短粒米 (プロフでは初めて見ました)、いい味がじんわりお米に染みていて、食べ心地はほとんど日本の炊き込みご飯でした。
同行のウズベキスタン人にたずねてみると、プロフはもちろん家庭でも作られるし、家庭のプロフはこのようにあっさりしたものが多いとのこと。けっこうな人数でお邪魔しましたが、皆が皆「美味しい、美味しい」と言いながら、あっという間にお皿のプロフを平らげたのでした。
タシケントに戻った翌日、ベシュカザン (中央アジアプロフセンター) でまたプロフを食べることになりましたが、カラカルパクスタンのプロフが恋しくなったことは言うまでもありません。ベシュカザンも美味しかったですけどね。
カラカルパクスタンで見た牛たち。のどか~。