A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ふたつ名をもつウズベク料理

これまでいろいろなウズベキスタン料理を食べてきましたが、正式な名前とかちゃんとしたレシピとか、まだまだわからないものがたくさんあります。

それらの中で、2つの名前をもつウズベキスタン料理を3つ紹介します。レストランによってメニュー名が違ったりして、最初は混乱しました。

今は、まあ同じものだよなと理解していますが、実は掘り下げたら微妙に違うものなのかもしれません。引き続き精進します。

プロフ ⇔ オシュ

おそらくほとんどの外国人が、ウズベキスタンに来てまず食べる (食べろとすすめられる) 料理が「プロフ (Plov)」でしょう。そしてほどなく「オシュ (Osh/Oshi)」という別名を憶えるはずです。

たぶん初めて口にするのは「トイオシュ (ウェディングプロフ)」でしょうし、メニュー表にもオシュと記載してあるお店の方が多いです。看板ならプロフセンターもほぼ「オシュマルカジ」です (プロフマルカジとは言わない)。

ベシュバルマク ⇔ シルピルドク

茹でたワンタンの皮を並べてお肉・にんじん・じゃがいもなどを載せスープをかけた料理「ベシュバルマク (Besh Barmak」(スープは別皿の場合も)。一応、麺料理のようです。

カラカルパクスタンで初めて食べて、なかなか美味しいなと思い、タシケントでもいくつかお店を探したところ、中には「シルピルドク (Shilpildok)」という名前のお店が。同じものですよね、たぶん。

*サルドバレストランのベシュバルマク

*ソイレストランのシルピルドク (メニュー写真)

ヴァグリ ⇔ チュポンチャ

シャシリクが羊肉の串焼きなら、「ヴァグリ (Voguri)」は羊肉を揚げた料理。自分は圧倒的にシャシリク派ですが、ウズベキスタンではヴァグリの方が好きという人も多いそうです。シャシリクよりは目にする機会が少ないですが、大きなレストランならきっとメニューにあるでしょう。

このヴァグリの別名が「チュポンチャ (Cho'poncha)」です。両方ウズベク語なのか、片方はロシア語 (あるいはその他の言語) なのか、その語感からはまったく想像がつきません。自分が最初に食べたのはヴァグリでしたが、別のお店のメニューに「Cho'poncha (Voguri)」とありました。

*シャシリク&サムサのヴァグリ

*イシュティハンのチュポンチャ (メニュー写真)