タリンチャン地区のワット・ジャムパーに行った時、セントラルワールド前から79番バスに乗り、バス停ムーバーン・ナンタワンで下車しました。しかしGoogleマップに示されていたバス停からお寺までの道は、大きな役所の敷地だったので通り抜けできませんでした。ここが通れれば850mなのに、残念。
結局、少し東に戻ってだいぶ遠回りしてたどり着きました。この時、村の中をくねくねと20分ほど歩いたのですが、この遠回りが図らずもツーリストサイトの見学になったのでした。ここは「ワット・ジャムパー・コミュニティ (Wat Champa Community)」と呼ばれ、お寺と同じくアユタヤ朝時代から続く古い村だそうです。その歴史はなんと500年。
別名「コー・サンチャーオ (祠の島)」。運河に囲まれ、古い祠や趣のある家屋がぽつぽつと並び、バナナの畑やヤシの林など、一面緑にあふれています。道は細く、バイクが通るのがやっと。文化財扱いの集落なので、大きな道を貫通させるわけにもいかないのでしょう。
この日は日差しがきつく気温も35度以上ありましたが、村の中は木かげも多く、意外に快適なウォーキングになりました。いや、正直に言うと、Googleマップにぜんぜん道が反映されていなかったので、かなり不安な気持ちで歩いていました。お寺を見た帰り道も、一度通ったはずなのに、どこを歩いているのかさっぱりわからなくなってしまったし。最後は勘で進み続けたら、無事表通りに出ることができました。
おまけ:シャクティ・カフェ
ここまで足をのばしたのなら、せっかくなのでお洒落なカフェ「Shakti Cafe & Bistro」に寄ってみてはいかがでしょう。ムーバーン・ナンタワンのすぐ近くにあります。西アジアの雰囲気というのでしょうか、カーペットが壁一面に飾られた店内は圧巻。オリエンタルな雰囲気満点です。