ワット・ボロムラチャ・カンチャナピセーク (Wat Boromracha Kanchanaphisek) はプーミポン前国王の在位50周年を記念して1996年に建設が初められ、2008年に完成した中国寺院です。漢字名は「普頌皇恩寺」、タイに数ある中国寺院の中でも随一の規模を誇ります。カラフルで壮麗な建物を目にすると、タイの富裕層に名を連ねる中国系タイ人ファミリーから、きっと多額の寄付金が集まったんだろうなと想像します。
敷地も相当広いのですが、それはバンコク郊外のノンタブリーにあるからとも言えます。そのためアクセスは少々面倒。地下鉄ブルーラインでタオプーン駅まで行き、そこでパープルラインに乗り換え、終点のクローンバンパイ駅で下車。そこからは127番バスですぐ近くまで行けるはずですが、15分間隔の運行スケジュール (Googleマップ情報) を信じて待っていたところ全然バスが来ず、あきらめてタクシーで行きました (55バーツ/190円)。
1月3日に行ったためか駐車場はかなり混んでいて、境内にもかなりの人が。といっても、コロナ前のワット・プラケオやワット・ポーの混雑具合にくらべたら、まだまだぜんぜんです。観光客っぽい外国人 (欧米人や中国人) の姿もなし。コロナのせいもありますが、もともとあまり外国人が来るようなお寺ではないのかもしれません。
こう言ってはなんですが写真映えするお寺なので、今後はもっと外国人にも知られていくのではないかなと思います。ちなみに帰りも127番バスが来なくて結局タクシーでクローンバンパイ駅まで戻りました。なお、パープルライン、ブルーラインともに電車の中がエアコンで冷え冷えなので、上着を持っていくと安心です (合計1時間乗ります)。
お寺最寄りのバス停 (Bang Bua Thong Market)。バスは来ないけれどソンテウは次々来ます。ソンテウを使いこなせたら便利なんだろうなあ。