先日アメリカで、数年前に埋葬された修道女の遺体が腐敗していなかったことから、これを奇跡と呼ぶ声が上がっているというニュースがありました。
本件は「ミズーリの奇跡」と呼ばれ、件の修道院には多くの巡礼者が詰めかける事態になっているそうです。今後の科学的調査の結果によっては、正式にカトリックの聖人に認定される可能性もあるのだとか。
さて、所変わって、こちらはタイのお話。半世紀以上前、ほぼ同じことが、タイでも起きました。1942年に17歳の若さでこの世を去った女性の遺体が、お寺の墓地の整理のため1962年に掘り起こされたところ、遺体は白骨化もせず、埋葬時の姿を保っていたのだそうです。
これは奇跡だと、お寺に祠が設けられ丁寧に安置されたわけですが、いつからかこの女性が、夢枕に立って宝くじの当たり番号を教えてくれるという噂が広まると、そこから女性はギャンブルの神、ひいては仕事から恋愛まで、多くの人々が集まり祈りを捧げるようになったのでした。
なんともタイらしいストーリーだなと。そのお寺の過去記事はコチラ。
