ワット・モーリーローカヤーラーム
ワット・アルンとワット・カンラヤナミットの間に位置する第二級王室寺院「ワット・モーリーローカヤーラーム (Wat Molilokkyaram)」を見学してきました。このお寺は18世紀、アユタヤ朝時代に建立されたもので、トンブリー市場の近くにあったことから最初は「ワット・タイタラート (タラート=市場)」と呼ばれていたそうです。
ラーマ2世、3世の時代に大きな改修が施され、後に名前は今のものになりましたが、地元の方は今でも古い名前で呼ぶのだとか。1997年にはパーリ語で仏教を教える教育施設にもなり、現在も数百人の少年僧がここで学んでいるそうです。確かに境内の中は黄色い袈裟を着た少年僧がたくさんいました。
僧侶の宿舎だという真っ白な建物、実はこれをカメラに収めたくてやって来たのですが、大きな王様の看板やお堂から真横に張り出したトタン屋根が邪魔をして、いい角度からは写真が撮れませんでした。ちょっと残念。とてもきれいな外観なのに。
MRTが延びたのでこの辺りには本当に簡単に来られるようになりました (今回はMRTイサラパープ駅下車)。2年前、チャオプラヤー川を船で渡って来ていたことを考えると、隔世の感があります。ここまで来たらついでにトンソンモスク (下の写真) やワット・ホンラッタナーラーム (下の写真の奥のお寺) をのぞいてみるのもいいですね。
カオニャオマムアン
MRTイサラパープ駅に戻る途中「サリーティップ (ข้าวเหนียวมะม่วง สาลี่ทิพย์)」というお店に立ち寄って、カオニャオマムアン (マンゴースティッキーライス) を買って帰りました。S/M/Lで値段は100/120/150バーツ (120バーツ/410円を購入/写真)。もち米の味付けが他店よりほんの少し濃い目で、とても美味しかったです。さすが、緑の丼マークは伊達じゃない。もち米とマンゴーとココナッツミルクって不思議な組み合わせに思えますが、甘じょっぱいのが美味しいんですよね。
メニューにはカオニャオトゥリアン (ドリアンスティッキーライス、60バーツ) も載っていますが、今はドリアンの季節ではないためか残念ながらありませんでした。また来年4月頃来てみよう。
※関連過去記事:カラフルスイーツ (カオニャオマムアンを含む)