どこで何を食べても美味しいウズベキスタン料理ですが、これまで2回だけ、がっかりしたことがあります。
それはラグマンで、麺が作り置きもしくはスーパーで売っている茹で麺のため、昔給食で食べたソフト麺くらいのびていました。
自分もスーパーで袋入りのラグマン茹で麺を買ったことはあります。ざるうどんや焼きうどんにして美味しくいただきました。
自分で作って食べれば柔らかい麺もそれなりに美味しいと思うのですが、このレベルのブヨブヨ麺をレストランで出されると、途端に悲しくなってきます。
路地裏の小さな食堂ならまだしも、繁盛している大きな総合レストランならなおさらショックも大きいというものです。
パッと見ではわからず、むしろ美味しそうだなと期待を高め、麺を一口すすった時に襲われた絶望感は、半端なかったです。
下のふたつ、ともにスープは美味しいのですが、とにかく麺が柔らかすぎました。ラグマンの麺はコシが命なのに。
もっとも、そう思うのはあくまで自分の好みの問題であって、中にはコシのないうどんの方が好きな人だっているわけですからね。
なので、けっして不味かったわけではありません。悲しかっただけです。
もうひとつ、先日の帰国中に食べたカツ丼が、とにかく甘すぎて、かつ汁ダクで、食べきるのが辛いとまで思ってしまいました。
もともと日本料理は砂糖・みりんを多用して甘いものが多いですが、これはさすがに自分の許容範囲を超えていました。
こちらで食べているウズベキスタン料理はほとんど砂糖は使われないので、なおさら甘さが強く感じられたのかもしれません。