A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ツォミャン(ウイグル料理)@Han Lagman

前回「アシュリャンフー」をいただいたお店「ハン・ラグマン (Han Lagman)」(⇒コチラ)。ウイグル料理店ですが、それまで聞いたことのないメニューがいくつかありました。たぶんキルギスとかカザフスタンではよくある料理のようです。

気になっていた「ルヴァンツィ (Rvantsy)」を食べようとまたお店に行ったのですが、残念ながらその日はないとのこと。なので同じページにあった「ツォミャン (Tsomyan)」なるものをオーダーしました。

これもやはりキルギス/カザフスタン料理のようで、あれこれブログを読むと、キルギスはラグマンにもいろいろな種類があるようです。一店舗で20種類もバリエーションがあるなんて情報も。ちなみにカザフスタンにはラグマンが60種類あるのだとか。

ウズベキスタンは汁麺 (ラグマン)、炒め麺 (コブルマラグマン)、汁と麺別体型 (アイリムサイ:味と肉の種類はラグマンと同じ) と、一店舗せいぜい3種類しかないので、ちょっとうらやましいです。

ツォミャンもキルギス/カザフスタンではラグマンの一形態とのこと。見た目はコブルマラグマン (キルギスではボソラグマン=炒め麺)、でも味付けがちょっと異なります。

ラグマン定番のトマトとピーマンというよりは、ツォミャンはもう少し中華料理っぽい味付け。ピリ辛で、酸味はちょっと漬物 (キムチ) っぽいような。

ゴマが載っているのも新鮮。醤油風味もあるし、そういえばヤポンスキーサラダ (日本風サラダ⇒コチラ) に味がそっくりかも。極東寄りの味付けはやはり美味しいなあと、あらためて思ったのでした。

あ、このお店、割り箸を出してくれる貴重なお店です。やはり麺は箸で食べたいですね。もちろんすすりませんけれど。

ちなみに、ルヴァンツィ。日本語・英語・ロシア語ともに、ネット検索にほとんど引っかからないので詳細は不明なのですが、もともとはロシア (東スラヴ) の伝統料理のようです。

練った小麦粉を平たくのばしてから手でちぎり、そして茹でた一種のパスタ (すいとん)。スープに入れたり、炒め麺にしたり・・・・・・のようです。合っているか自信ありませんが。。ぜひお店で食べてみたいなあ。