ウズベキスタン料理
これまでウズベキスタンでお肉といえば「シャシリク」ばかりでした。串に刺した羊肉を炭火で焼く、いわゆるシシカバブ。もうこれが本当に美味しくて、ずっとシャシリクでも別に問題はなかったのですが。 ある時、ウズベキスタン人とご飯の話をしていたら、「…
YouTubeでウズベキスタン料理の動画を観ていたら、ちょっと珍しいサムサがありました。お店はドムラバード墓地のすぐ横にある「パルムーダ (Parmuda.uz)」。日曜日の午後、食べに行ってきました。(*Map) 先にカッサ (Kassa) で注文&お金を支払い、サムサが…
ハズラティイマームコンプレックスを見に来たり、カラサライラグマンにご飯を食べに来たりした際 (⇒コチラ)、その度このお店の前を通り過ぎていたので、「サムサ屋があるなあ」くらいには思っていました。 その日はちょうどサムサを買っているお客さんがいて…
先週金曜日は急に気温が下がりました。10日 (火) の天気予報でも木曜日にくらべガクッと低くなる予想でしたが、13日 (金) 当日はさらに冷え込み、最低5℃、日中の最高気温でも10℃でした。 金曜日は家を出たのが朝8時で、気温8℃くらい。道行く人々もダウンジャ…
YouTubeでウズベキスタン料理の動画をあれこれ観ていたら、なんとも美味しそうなものを発見しました。 さっそくGoogleマップでお店チェック。ほどなく「コサ・サムサ (Kosa Somsa)」というお店を見つけました (*Map)。 ちなみにサが続いてちょっと言いにくい…
先月、ウズベキスタン人と一緒にブハラ風サムサ (ギジュドゥバン・サムサ) を食べました (⇒サムサまとめ)。 その大きさと美味しさにいたく感激した自分の様子を見て、彼は「ジザフのサムサも大きいよ」と教えてくれました。 (※ジザフはウズベキスタンの地方…
中国では日常の家庭料理として一般的な「西紅柿炒鶏蛋」。トマトと卵 (鶏卵) の炒めものですが、材料費も安くシンプルながら、これがとても美味しいんです。 そしてこれを使った麺料理が「西紅柿鶏蛋麺」。湯麺 (スープヌードル) と拌麺 (汁なしまぜ麺) があ…
先日行ったイスラエル料理店「シャローム」(⇒コチラ) のすぐ近くに、「ハンラグマン (Han Lagman)」というお店があります。(*Map) お店の前の看板に大きく書かれた「アシュリャンフー (Ashlyam-fu/Ashlyan-fu)」という料理のことが気になって、全容を確かめ…
タシケント最大の生鮮市場「チョルスーバザール」。時々出かけていってはフレッシュフルーツやドライフルーツを買っています。 半月ほど前、ブドウを1キロ近く買ってしまい、数日では食べきれなかったため、半分は冷凍保存して、少しずつ取り出しながら食べ…
スーパーマーケットに行くといつもチーズコーナーで立ち止まってしまいます。どれもこれも美味しそうで、片っ端から買っていってやろうか、などと鼻息を荒くすることもあったりなかったり。 ずらりと並ぶチーズには輸入品も多く、その値段はおよそ日本並み。…
ウズベキスタンで食べるサラダと言えば、自分はもう圧倒的に「アチュチュク (アッチクチュチュク)」が多いのですが、これもトマトとごく少量のタマネギ (+ハーブ) というパターンが王道かと思いきや、自分はちょっと苦手なキュウリが入っていることもあった…
シャシリク (Shashlik) は旧ソ連圏 (中東欧、コーカサス、中央アジアなど) で広く食される肉の串焼き料理で、いわゆるシシカバブです。 タシケントでも総合レストランやカフェなどいろいろなお店で食べることができますが、その中でもとくにシャシリクと名を…
これまでいろいろなお店でサムサ (ソムサ) を食べてきましたが、そろそろ自分の中でもお気に入りがかたまってきました。次の3種3店、他人にもおすすめしたくなるソムサです。タシケントに来ることがあれば、ぜひお試しあれ。(⇒ソムサ過去記事) ①ミノールサム…
どうもこのところ、甘いものに飢えています。チーズケーキが食べたい、生クリームが食べたい、そしてあんこが食べたい。でもタシケントではなかなか。。そんな思いが伝わったのか、最近立て続けに「和スイーツ」の情報をいただきました。そんなお店を2つご紹…
そろそろウズベキスタン料理のまとめをしたいなと考え、まだ食べたことがない料理をつぶしておこうとレストランに通った9月半ば。すると、思いがけずお肉続きとなってしまい、胃もたれがー、胸焼けがー、となんだか苦行のようになってしまったのでした。 ジ…
コチラで紹介したウズベキスタンのワンタン (小さめ餃子)「チュチュワラ」。レストランではワンタンスープとして出されることが多いと思いますが、羊肉 (マトン) が多いので、あっさりめのスープで食べると少しクセが気になる場合も。 もうひとつの形として…
ウズベキスタンにも豆を使った料理がいくつかあります。そのうち緑豆 (モシュ/マシュ) を使った代表的な料理が「モシュフルダ (マシュフルダ)」と「モシュキチリ (マシュキチリ)」。片やスープ、片やドロドロの煮込み。 とくにモシュフルダは前から探してい…
バンコクはナナ駅の近くにアラブ人街があるほど、アラブ人 (おもにアラビア湾岸諸国の観光客) が多く、アラビアンレストランにも事欠きませんでした (⇒バンコクのアラブ人街)。新型コロナ禍に閉業を余儀なくされたお店も多かったですが。 アラブ人街からは離…
先日、魚の干物を買ったことから (⇒コチラ)、ウズベキスタンでよく食べられている魚はサザン (コイ科の魚) とスダック (カワカマス科の魚=パイク) であることを知りました。 自身、ウズベキスタンで初めて食べた魚のフライは、カラカルパクスタンのコクレン…
【※6月に書いたスープまとめその1をアップデート】 タイのスープ、インドネシアのスープなど過去記事を書いてきたように、なんであれ自分はスープが大好物。ウズベキスタンでもいろんなスープを食べたいと考えています。 「世界のベストスープ100」にはウズ…
ウズベキスタンの揚げパン「グンマ」。コチラで書いたように、個人的にはカルトーシュカ (ジャガイモ) が抜群に美味しいと思いました。 お肉、というかレバーなど内臓系を詰めたグンマも熱々のうちなら美味しいのですが、それでもついお肉の旨味を期待してし…
チョルスーバザールはいつ行っても果物が山のように売られています (正確にはこの半年間の話、冬場はさすがになくなるのでしょうか)。市場好きとしてはいつもワクワクしながら広い売り場を巡回しています。 今回は以前にも増してザクロが目立ちました。きっ…
なかなか魚を食べる機会がないタシケント生活ですが、前から気になっていたものがひとつ。それはチョルスーバザールで、いつも決まった場所でおばちゃんが売っている、魚の干物の燻製です。 いつもその前を通り過ぎる時、美味しそうなにおいがするな、いつか…
アックライ (オックライ/Oqquray: Psoralea drupacea Bunge) は、ウズベキスタンやカザフスタンなど中央アジアからイラン、地中海地域に生息する、マメ科に属するハーブの一種です。アディル (Adyr) と呼ばれる荒れた丘陵地帯や乾燥地/砂地でよく見られ、放…
ウズベキスタンに来る前、バンコクで暮らしていた時は、ハンバーガーもよく食べていました。タイ料理なら40~60バーツ (160~240円) で美味しい物が食べられましたから、ハンバーガー専門店の300バーツ (1200円) 以上するハンバーガーなんて、食べる時にやや…
タシケント駅からすぐの場所にある中華料理屋「ハルビン」。その名のとおり中国東北地方の料理を出すお店で、以前、東北冷麺をいただいたことがありました (⇒コチラ)。 他にも "地三鮮" など東北地方の名物料理もメニューにあって、たぶんちゃんとしたレスト…
軽食が充実しているウズベキスタンですが (⇒コチラ)、自分はもっぱら窯焼き (タンディール) サムサの肉入りばかりを食べていました。先日サマルカンドに行ってまた少し違うサムサをいただき (⇒コチラ)、あらためてサムサの魅力、その奥深さに気付かされたの…
うちのアパートからほど近いミラバッドバザール周辺には、ハングルの看板を掲げたレストランやスーパーマーケットがたくさんあります。 ウズベキスタンには朝鮮系住民が多数住んでいることは以前から聞いていましたが、バザールにもキムチっぽい漬物コーナー…
ウズベキスタンには国民食と言われる「プロフ」がありますから、ウズベキスタン人もお米は大好きです。 ただ、主食は何かと言われたら、一番ポピュラーなのは、やはりノン (パン) かなと。レストランでは店員がほぼ必ず「ノンは?」と聞いてきます。 シャシ…
サマルカンドで食べた本場のプロフ (ジギルオシュ=亜麻仁油のプロフ) の味を覚えているうちに、タシケントでもう一度ジギルオシュを食べてみました。 実はサマルカンドのプロフは思っていたよりずいぶんあっさり目で、すっきりしていてヘルシーで食べやすか…