そろそろウズベキスタン料理のまとめをしたいなと考え、まだ食べたことがない料理をつぶしておこうとレストランに通った9月半ば。すると、思いがけずお肉続きとなってしまい、胃もたれがー、胸焼けがー、となんだか苦行のようになってしまったのでした。
ジズ
羊肉の煮込み料理、とは聞いていましたが、実際目の前に運ばれてきたお皿は、本当に潔いほどお肉メインでした。ホロホロと柔らかく、たしかに茹で肉だとは思いますが、それにしては脂 (油) がたっぷりで、なかなか重たい一皿でした。羊のワイルドなにおいもかなりクセあり。好きな人にはたまらない一品かも。お肉の本場カシュカダリヤ州に行けばさらに美味しいジズが食べられるのでしょうか。ヨルダンの茹でた羊肉の美味しさを、なんだかしみじみ思い出しました。84,000スム/1000円@ハドラ
トゥションカ
同じ茹で肉でもこちらは牛肉だしスープもたっぷりなので、少なくとも脂 (油) に辟易ということはありませんでした。中東では牛より圧倒的に羊の方が美味しかったですが、ウズベキスタンだと羊は少し野趣が強すぎて、たまに牛を食べるとホッとします。なのでこれは美味しくいただきました。まあでも、牛って羊よりも安いんでしょうね、値段の割にボリュームがあって、これも食べきるのはやや大変でした (もう1品具だくさんのスープを食べたから・・)。37,000スム/450円@アンジール
ジズビズ
名前で検索するとアゼルバイジャンの名物料理 (レバーとジャガイモを焼いたもの) ばかり出てくるので、ウズベキスタン料理としての正解はいまいちわからないのですが、このお店のものは羊のリブとジャガイモを焼いたものでした。お肉少なめですが、いつものごとくけっこうなクセが。。その分ジャガイモの美味しさが際立ちました。この一皿だけなら余裕でしたが、一緒にたのんだスープ (ハシュ) が恐ろしく肉々しかったため、結局この日がもっとも辛かったです。54,000スム/660円@アンジール
ハシュ
ジズビズと一緒に頼んだハシュは細切り牛肉 (ハッシュドビーフ) のスープ。思っていた以上にお肉が主役でした。ほぼ肉、そして脂。牛肉は、羊肉にくらべたらまだあっさりしているとはいえ、これはなかなか辛かったです。33,000スム/400円@アンジール
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なんでしょうね、シャシリク (シシカバブ) も100%お肉ですが、しかも自分は牛より羊を好んで食べますが、シャシリクは脂っこくて重くて食べきるのが辛い、なんてことは思ったことがありません。やはり炭火で焼くと適度に脂が落ちていいのでしょうか。
ウズベキスタン料理って茹で肉や蒸し焼き肉だと仕上げに油をたっぷりかけるようなイメージがあります。下の写真、シャシリク (脂さっぱり) とカザンケバブ (脂/油ギトギト)。やはり自分は圧倒的にシャシリクが好き。