A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

貴重な白飯料理「ガンパン」(ついでにインドネシア白飯事情)

ウズベキスタンには国民食と言われる「プロフ」がありますから、ウズベキスタン人もお米は大好きです。

ただ、主食は何かと言われたら、一番ポピュラーなのは、やはりノン (パン) かなと。レストランでは店員がほぼ必ず「ノンは?」と聞いてきます。

シャシリク (シシカバブ) やラグマン、そしてプロフにも、ノンはつきものです。少なくとも自分は、店員に「グルチ (お米) は?」と聞かれたことはありません。

なのでウズベキスタン人は、白いご飯はあまり食べないのかなと思ったり。実際、おかずと白いご飯の組み合わせといったウズベキスタン料理はほとんどありません。

唯一パッと思いつくのが、「ガンパン」です。ラグマンのスープを白ご飯にかけた料理で、実はラグマンを置いてあるお店ならたいていガンパンもあります。

今まで食わず嫌いというか、あまりに麺 (ラグマン) が美味しいので、ガンパンを食べようという気にならなかったのですが、最近ようやくいただきました。

お店は「アノール」。ラグマンが美味しいお店です。もしかしたら「麺の方が美味しいからそっちにしておけ」とか言われるんじゃないかと事前に妄想していましたが、もちろんそんなことはありませんでした。

さて実食。お米は粒が立ったかための炊きあがり。スープが絡むとちょうどいいです。スープの美味しさは折り紙付きですから、もう最初から最後まで美味しくただきました。

麺のラグマンだといつも夢中で一気に食べてしまいますが、お米のガンパンはひと口ひと口しっかり噛んで食べたので、食べ終わるまで意外に時間がかかりました。

予想以上にお米が美味しかったので、今後はラグマンを3回食べたら1回くらいガンパンでもいいかな。

インドネシア白飯事情

ウズベキスタンでは食事にノンがつきものですが、インドネシアではこれが白飯になります。インドネシア人は、白飯を食べないと食事をした気にならないのだそう。以下、どれもジャカルタの写真です。

ローソン
揚げ物天国インドネシア、ローソンの揚げ物メニューも充実していますが、そこにさりげなく白飯 (にぎり飯/白いローソンの包み紙) が置いてあるのはさすが。

吉野家
牛丼+唐揚げセットを頼んだら、それに白飯が付いてきた不思議。きっと唐揚げセットは、単品でも一食たり得るよう考案されたのかと。傍から見たら「あの人、牛丼で白飯食べてる!」とか思われそうですが。

KFC
ここにもありました、白飯セット。唐揚げはおかずになるんだから、ケンタッキーがならない訳はないのですが、なぜか感じるこの違和感。

バーガーキング
ハンバーガー白飯セットってないのかなと探したところ、さすがにそれはなかったです。でもフライドチキンだとやはり白飯セットがありました。

※インドネシア過去記事の編集再録です。