ジャカルタとバンコクの生活において、外食 (1食) にかかる値段をあれこれみみっちく比較したものを以前ブログに書きました (⇒ジャカルタ、⇒バンコク)。
ではここタシケントはどうかというと、そもそもやはり東南アジアのご飯の安さにはとてもかないません。
インドネシアもタイもそれぞれ屋台飯がかなり充実しているので、むしろ家庭にキッチンがないという世帯も珍しくないそうです。
ウズベキスタンはそこまで外食依存ではなさそうなのと、1食に臨む姿勢がもう少しきちんとしているように思います。
100~200円のぶっかけ飯やラーメンをサッとかきこんで1食終わり、というよりは、主食+副菜+お茶のように、基本的には食事らしい食事をしたいと考えているようです。
ウズベキスタン人が「ぼっち飯」をほとんどしないのはタイと共通していますが、自分は残念ながらほぼいつも一人で食べています。
ということで、一例として、自分が普段どんな食事をしているのか、価格帯別にあげてみます。どれも税サ込み (10~15%プラス) の値段です。
■40,000~45,000スム (490円~550円)
この価格帯だと汁麺単品 (ラグマン、ククス) が該当。汁なし麺やプロフだとどうしてもお茶や水を頼むので、少しオーバーしてしまいます (町外れの安いお店だとプロフ+お茶でもギリOK)。これ以下だと、サムサやラバシュ (+飲み物) など軽食の部類になります。なのでウズベキスタンでちゃんと食事をしたい場合は、最低500円からということになります。
■45,000~50,000スム (550~610円)
中華:主食 (汁なし麺)+お茶
安い主食 (ノリン)+安いサラダ (アチュチュク)+お茶
安い主食 (ビーフストロガノフ)+安い1品 (カツレツ)+お茶
■50,000~55,000スム (610~680円)
大きめサムサ2個+スープ (マスタバ)+お茶
プロフ (トッピング全部のせ)+お茶
■55,000~60,000スム (680~740円)
プロフ (トッピング全部のせ)+安いサラダ (アチュチュク)+お茶
シャシリク2本+安いサラダ (アチュチュク)+お茶
■60,000~65,000スム (740~800円)
シャシリク肉2本+安いサラダ (アチュチュク)+ノン+お茶
シャシリク肉2本・ポテト1本+ノン+お茶
主食 (ラグマン)+安い1品 (ホシャン)+お茶
■80,000スム (980円)
主食 (ラグマン)+サラダ (オリビエ)+お茶
肉シチュー+スープ (ボルシチ)+お茶
■90,000スム (1110円)
肉 (カザンケバブ)+サラダ (オリビエ)+お茶
中華:主食 (茄子ラーメン)+餃子
■100,000スム (1230円)
肉 (窯焼きラム)+スープ (マスタバ)+お茶
以上、注文品がまとめて写っている写真 (かつ支払金額を記録していたもの) はこれくらいしかなかったので最後はだいぶ端折りましたが、ウズベキスタン (首都タシケント) の食事代がなんとなくわかってもらえたのではないでしょうか。
なんとなくの境界線として、1食65,000スム (800円) 以下で済ませたいなといつも思っています。これくらい出せばプロフ、ラグマン、シャシリク (2本まで) が副菜と一緒に食べられるので、なんの不満もありません。
ウズベキスタン料理は具だくさんスープが充実しているので、本当はスープとノン (パン) だけでもいいんですけどね。税サ込35,000スム (430円) くらいで収まるし。でもあまりそうした人は見たことがありません。
ぼっち飯だけでも少数派なのに、オーダーがスープとパンだけなんて、いったいどんな目で見られるか。まあそんなの気にせず食べたいものを食べればいいんですけどね・・・。