中国では日常の家庭料理として一般的な「西紅柿炒鶏蛋」。トマトと卵 (鶏卵) の炒めものですが、材料費も安くシンプルながら、これがとても美味しいんです。
そしてこれを使った麺料理が「西紅柿鶏蛋麺」。湯麺 (スープヌードル) と拌麺 (汁なしまぜ麺) があります。
もともと中華料理屋が少ないタシケントでは食べられるお店が限られますが、これまで見つけたものをご紹介。個人的には天津飯店とハリャリがツートップです。
天津飯店
刀削麺 50,000スム/610円 (+15%)。メニュー名は刀削麺ですが、スープ的には西紅柿鶏蛋麺ですね。王道の美味しさです。そして刀削麺の存在感。唯一の難点は、麺に弾力があってプルプルなので、食べる時に間違いなくスープが跳ねること。白いシャツでは食べに行かない方がいいです。(*Map)
ハリャリ
西紅柿炒蛋拌麺 36,000スム/440円 (+10%)。こちらは汁なしまぜ麺。このお店はトマト卵炒めがまず美味しくて、麺がまた素晴らしく美味しいです。ラグマンの麺と同じかと思いますが、コシの強さと表面のツルツルしたなめらかな食感は、他のラグマン専門店とくらべてもかなり上位の美味しさ。シンプルながら完成度かなり高し。(*Map)
バンブーヌードル
西紅柿鶏蛋麺 30,000スム/365円 (+15%)。トマトの酸味と卵の旨味がバランスの良いスープになっています。手延なのでめちゃめちゃ1本が長く、細麺なのにしっかりコシがあるので、すすったり噛み切ったりがちょっと大変。でもそこがまた美味しいです。値段も安く、満足感の高い一品。(*Map)
バンブーディムサム
西紅柿鶏蛋麺 30,000スム/365円 (+15%)。バンブーヌードルと同じ系列店。麺も同じで、細麺ながら手延でコシがあり、美味しいです。緑色に関しては、バンブーヌードルはパクチー、バンブーディムサムはネギとチンゲンサイ。場所的にはこちらの方がアクセスが良いので、西紅柿鶏蛋麺を手軽に食べたい時に最適。(*Map)
シーベイ
西紅柿鶏蛋麺 38,000スム/460円 (+16%)。タシケントのお店の中では中国ラーメンのラインナップが豊富で、自分もよく行っています。細い手延べ麺は良い仕上がりで、スープもちょっと甘みがあって美味しい (たぶんケチャップを使っている？)。ただ、卵が冷たかったので、別に作り置きしていたものを使っているんだろうなと。そこはちょっと残念でした。他にもいろいろ美味しい麺があるので、あえてこれを選ぶことはないかも。(*Map)
中国飯店
西紅柿鶏蛋麺 68,000スム/830円 (+15%)。注文した時に「かなり大きいけど？」と店員に心配されたとおり、だいぶ大きい器でやってきました。このお店はどのお皿も大きそうなので、何人かで来てシェアして食べるのが基本ぽいです。スープはあっさりめ、トマトと卵は別調理、細麺はたぶん乾麺で、茹ですぎた素麺くらいやわやわ。お腹はいっぱいになりましたが、満足感はイマイチだったかなあ。(*Map)
