A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

蘭州拉麺シーベイ再訪&モツに舌鼓

うちのアパートから近いこともあって、蘭州ラーメンのお店「シーベイ (西貝)」に矢継ぎ早に通っています (⇒Googleマップ)。

前回の投稿で紹介した3つの麺に加え、さらに3つ、いただきました。今回はサイドディッシュ (小菜) も目当てに行ったのですが、そちらも大当たりでした。

紅焼牛肉面
メニュー表の料理名の漢字表記がきっと間違っているなと思いましたが、予想どおり、実際に来たのはこれでした。いわゆる牛肉麺ですね。甘辛く煮た牛肉のお汁を使っているのでしょう、スープがほんのり甘く、八角などの中華スパイスも感じられ、王道の美味しさでした。

西紅柿鶏蛋面
西紅柿=トマト、鶏蛋=卵 (鶏卵)。中華料理でトマトと卵の合わせ技といったらもう定番中の定番、美味しくないわけがありません。でもたぶん炒り卵が作り置き&冷蔵保存だったようで、しかもそれがたっぷり載っていたので、トロッとしたスープがぬるくなっていました。そこだけは残念でしたが、それでもなお、美味しかったです。トマトのマイルドな酸味と卵の優しい味わいが最高。細麺なのでスープがよく絡む。

土豆牛肉拌面
土豆=ジャガイモ。ラグマンと同じ手延べ麺に、味付きの牛肉と茹でたジャガイモがたっぷり載っています。スープ (タレ) の味付けがわりとあっさりなので、麺の食感や小麦の風味など、とにかく麺の美味しさがダイレクトに感じられる一品でした。これはアリ。ひとつ難を言えば、牛肉とジャガイモをひとつひとつ箸で拾い上げて食べるのが、ちょっと面倒だったかなと。後半は卓上のラー油をたっぷりかけて味変、最後まで美味しくいただきました。

牛肚(センマイ)
牛の胃袋、たぶんセンマイで合っていますよね。コリコリとプリプリの中間くらいの小気味良い食感と、中華らしいサッパリとしていながらもコクのある味付けが、最高に美味しかったです。生ニンニクが強烈だったからか、モツ自体の臭みはまったく感じませんでした。

鶏砂肝
ほどよくコリコリしていて、もともと淡白な味わいの砂肝に、センマイと同じような中華ダレがよくからまっていて美味しかったです。センマイほどニンニクが強くなくて食べやすかった。これはまたすぐ食べたい。

涼拌土豆絲
中華料理では定番の前菜。シャキッとして瑞々しい、よく冷えた細切りのジャガイモがとても美味しかったです。タレって上のふたつと基本は同じなのかな。すごく美味しかったんですけど、似通った味だなと、つい考えてしまいました。

小菜もコンプリートしたいなあ。