ハズラティイマームコンプレックスを見に来たり、カラサライラグマンにご飯を食べに来たりした際 (⇒コチラ)、その度このお店の前を通り過ぎていたので、「サムサ屋があるなあ」くらいには思っていました。
その日はちょうどサムサを買っているお客さんがいて、サムサの受け渡しが目に入りました。すると、あれ?なんだかサムサの形が違うなと。うん、なんだか大きい。そして何か飛び出ている。白い、細い、何か。
気になって、思わず窓口に近づいたところ、「食べていく?」と店員さん。「これ、コブルガサムサ」とそう言って、その大きめサムサを見せてくれました。
「じゃあ、ふたつ」と注文し、お店に入って席につくと、すぐさまサムサが運ばれてきました。あらためて見るとやはり大きい。手に持つとずっしり重たく、普段食べているサムサの3倍くらいありそう。ひとつで良かったかなと、ちょっと後悔も。
白くて少し飛び出しているものは、たぶん骨です。きっとスペアリブでしょう。その正体を早く知りたくて、熱々のサムサに一口、また一口とかぶりつきました。外見の大きさだけでなく、中身もお肉 (羊肉) とタマネギがぎっしり。肉汁もすごい。
ようやく骨の全貌が見え、それは予想通りスペアリブでした。骨にもしっかりお肉がついていて、サムサでこれは、なんだかちょっと豪華な感じです。いいアイデアですね。初めて見たけれど、一般的なサムサなのかな。
あらためて「コブルガ」の意味を調べてみると、やはりスペアリブのことでした。コブルガサムサ (Qovurg'a Somsa) でネット検索するといくつも出てきたので、実は一般的なサムサだったようです。知らなかったなあ。
いやあ、美味しかったです。なんとか2個食べきり、お腹いっぱいになってお店を後にしました。コブルガサムサ2個とお茶 (ポット) で、5万スムを超えるか超えないかくらいかなと思って10万スム札を渡したら、お釣りが68,000スム返ってきました。お茶を安く見積もって2,000スムとしたら、サムサ1個15,000スム/180円。え、、安い。。
タンディールサムサが1個8,000~9,000スムなので、くらべたら安いくらいだと思いました。もちろん、味も良かったです。コスパ最高。