A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタンのユダヤ人

ウズベキスタンのユダヤ人
ウズベキスタンのユダヤ人は二つの異なるコミュニティを形成している。古くからウズベキスタンに居住し信仰心の高いブハラ・ユダヤ人のコミュニティとより積極的で現代的なアシュケナジ (ユダヤ系のディアスポラのうちドイツ語圏や東欧諸国などに定住した人々およびその子孫) のコミュニティである。

1989年時点においてウズベキスタン国内には94,900人のユダヤ人が居住していたが、2007年時点においては5,000人以下にまで減少している (多くの者はタシケントに居住している)。ウズベキスタンには現在12のシナゴーグがある。

ブハラ・ユダヤ人の多くはウズベキスタン独立の際にイスラエルやアメリカ合衆国へと出国していったため、現在ウズベキスタンに居住しているユダヤ人の大部分はアシュケナジである。(Wikipediaより抜粋)

* * *

職場でウズベキスタン人と、現在のイスラエル・パレスチナ情勢について少し話をしました。彼らとしては、心情的には同じムスリムであるパレスチナにシンパシーを感じているものの、国内にもユダヤ人がそれなりにいるため、あまり大きな声では話がし辛いようです。

関連の現地ニュースとして、10月15日、テルアビブの南にあるホロン工科大学に留学していたウズベキスタンの学生たちが、無事ウズベキスタンに戻ったそうです (ニュースの写真を見ると25名程度)。今後はオンラインの授業に変えられるとのこと。彼らの退避に際して、現地のウズベキスタン大使館から、ホロン工科大学、ウズベキスタン国立大学、ブハラ州立大学、サマルカンド州立大学、そしてウズベキスタン航空に、感謝の念が伝えられました。