ウズベキスタンのお店はショッピングモールなどで午前10時、カフェを除くレストランは午前11時開店がほとんどです。なので自身の週末の行動開始 (外出) は遅め。
ひとつ前の任地バンコクでは早朝からご飯屋が開いていたので、まず朝食をとって、その後お寺に行ったり、ショッピングモール (午前10時開店) を巡ったり。
ふり返ると、タイの週末は朝から有効に時間を使っていました。お昼ご飯も外で食べたら、午後は映画を観たりタイマッサージに行ったり。その後、夕方までに帰宅 (夕飯はほぼ自炊)。
本当はここタシケントでも、週末は朝から何か食べに行きたいところ。でも、なかなかご飯屋が開いていないんですよね。カフェでおしゃれご飯が食べたいわけでもないし。
そんな中、最近気がついたのが、ソムサ (サムサ) ならお店によって、朝8時くらいから開いているところがあるということ。
ということでこの週末、「ソムサの4WD」こと「パルムーダソムサ (Parmuda Somsa)」を目当てに、早めの時間から次々とお店を攻めていきました。
ところが、タイトルのように、これがなかなか大変だったんです。戦績は次のとおり。ポリャンカ、パルムーダ、サフィアとまわり、3戦全敗。。
■ポリャンカ (Polyanka Somsa) *Map
Googleマップには24時間営業とありましたが、もしそれが本当だとしても、24時間ソムサを切らさずに置いてあるわけないなとも思いました。本当は午前8時に行きたかったところ、あえて9時過ぎに訪問したのですが、残念ながら準備できていませんでした。
「タイヨール・エマス (tayyor emas=not ready)」は他のレストランでも何度か聞かされた単語。プロフやラグマン目当てに、11時開店だから11時に行ったら、それは12時からと言われました (チャイハナオシュ@ベシュカザン、ラグマン@アンジール)。
■パルムーダ (Parmuda.uz) *Map
昨年行ったのはこのお店の別の支店 (⇒コチラ)。その時は「パン生地多めでお肉&肉汁少なめ」みたいなことを書いてしまいましたが、念のためもう一度食したく。けれども、ここはすでに別のお店に変わっていました。Googleマップ情報が古い。
■サフィア (Safia) *Map
タシケント市内に複数店舗を構えるカフェ&ベーカリー。ソムサも各種とり揃えていて、パルムーダもメニューに載っていたので訪問 (今回はメガプラネット店)。ソムサはいろいろありましたが、残念ながら目当てのものはありませんでした。
こちらがパルムーダソムサ (お店のHPより)。
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さて、さすがに3戦全敗はないだろうと高をくくっていたものの、実際はそうなってしまいました。そして、万が一に備えて持っていたプランBが役立ちました。
メガプラネットのすぐ近くにある、「オロットソムサ (Olot Somsa Haqiqiysi)」です (*Map)。Aの形のオロットソムサに加え、なんだかやけに大きいソムサがあります。
インスタグラムの広告でよく流れてきたので、前から気になっていました。いい機会なのでこちらを訪問することに (お店は朝8時からオープン)。
想像より小さめの店舗で両脇のお店に紛れていたため、最初は見逃してしまいました。
入口が狭いですが、店内も狭い。4人がけテーブルが4つ。
お店のラインナップ。今回の目当ては「フィッチ (Fitchi)」。
フィッチ 17,000スム/204円、オロットソムサ 8,000スム/96円。
フィッチはオーダーしてから数分待ちました。たぶんオーダー後に焼いているのかなと。手で持てないくらい熱々、そして生地パリパリ。肉汁はもう本当にたっぷり。
お肉の塩加減もよく、ふたつとも本当に美味しかったです。オロットソムサは他店より1,000か2,000スム高いですが、中のお肉が多めだったので、8,000は妥当でしょう。
ただ、くらべたらフィッチ17,000スムの方がインパクトは大きいです。ここに来たらぜひこの大きい方をご賞味あれ。
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最初にたてた目標とは違うものをいただくことになりましたが、それもまた良し。自身の座右の銘は「結果オーライ」です。何よりフィッチが大変美味しく、大満足でした。