■カオパット
言わずと知れたタイの炒飯。お米の品種が違うため食べ心地は日本の炒飯よりも軽く、味付けも比較的あっさりめ。カオパットに慣れてしまうと、日本製冷凍炒飯 (バンコクでもフジスーパーなどで普通に買えます) はお米も味付けも油もちょっと重すぎるように感じます。日本の炒飯が「パラパラ」なら、タイのカオパットは「フワフワ」。カオパットはなんだかんだ一番食べたタイ料理かも。美味しいお店、人気のお店はごまんとありますが、どちらかというと中華 (タイ中華) 料理屋の方が美味しかったかも。(⇒トンキー、⇒タンジャイユー)
■カオマンガイ
タイ料理の中でも日本での知名度はトップクラス。要は海南チキンライスですから、香草たっぷり&激辛タイ料理が続いて胃袋が疲れてしまった時などにありがたい一品。バンコクにはカオマンガイの専門店がたくさんあって、どこが一番美味しいかはとても決められませんが、個人的にはBTSセーナーニコム駅近くの「モンコンワッタナー」はかなり好きです。(⇒コチラ)
■カオカームー
個人的に大好きなタイ料理のひとつ。甘辛くとろとろに煮込まれた豚足が得も言われぬ美味しさを醸し出しています。どこで食べてもほとんどハズレはないという印象ですが、惜しむらくは、どのお店もあまりお米に気を使っていないこと。たしかに主役は豚足ですが、さすがにぼそぼそのお米だと悲しい気持ちになります。お米も美味しかったら最強なんですけどね。「ジャルンセンシーロム」や「カームーチュラ」など有名店でも食べましたが、どこか一店ということなら「ジェープアイ」をあげておきます。(⇒コチラ)
■カオムーデーン
ムーデーン (レッドポーク=叉焼) を載せたご飯。赤くて甘ったるいタレのお店も多いのですが、もっと茶色くて深い味わいのタレを売りにしているお店も。自分は茶色の方が断然好きです。とくにヤワラートの「Xie Lao Yee Hor」は最高。(⇒コチラ)
■カオモックガイ
カレー風味のターメリックライスに煮込みチキンを "隠した" 料理 (モック=隠す、ガイ=チキン)。言ってみればタイのチキンビリヤニです。辛くはなく、カレースパイスの香りが大いに食欲をそそります。何店か食べくらべしましたが、お店によってだいぶ味付けや香りに差がありました。自分は「アハマドロッディー」が一番好きです。(⇒コチラ)
■カオナーガイ
サイコロカットのチキンをグレイビーソースで煮込み、ご飯にたっぷりかけた料理。見た目は濃そうですが、実際にはとても優しい味わいで、しみじみ美味しいです。これも胃が疲れた時にうってつけの料理。バンコク旧市街の「ラーンセープン」は美味しかったですね。(⇒コチラ)
■カオナーペッ
アヒル (ペッ) の煮込みまたはローストをご飯に載せ、お店秘伝のタレをかけていただく料理。自分はローストダック派。大好きなタイ料理のひとつです。これがメニューにあるかどうかは、店頭にアヒル (焼き or 茹で) を吊るしてあるのですぐわかります。帰国間際に食べた「ナトーンレストラン」は評判どおり美味しかったです。(⇒コチラ)
■カオナーヌアトゥン
ご飯に煮込んだビーフ (ヌアトゥン) を載せた (添えた) 料理。ガオラオヌア (モツも含めた牛肉の煮込み) のお店にはだいたいあるのかな。でもヌアトゥンはお肉だけかも (モツは入っていない)。サパーンタクシン駅の南側でいただきました。美味しかったです。(⇒コチラ)
■ガパオライス (カオパットガパオ)
バンコクのいろんなお店でいろんな種類のガパオライスをいただきましたが、何度食べても食べ飽きない、意外に奥の深い料理だなと感じました。個人的には最初はあまり選択肢に入っていなかったのですが、その美味しさにハマってからは、定期的に食べるようになりました。チェーン店ですが「ムームガパオ」が一番好きです。(⇒コチラ)
■カオゲーン
タラート (市場) のフードコートによくある、いわゆるぶっかけ飯。ゲーンはカレーを含むスープ料理。タイではカレーもスープも同じカテゴリーのようです。たくさん並べられたおかずの中から指差しでオーダーします。2種類載せても40~60バーツほど。写真はオートーコー市場のもの。(⇒コチラ)
■カオヤム
直訳は「混ぜご飯」。ライスサラダとも言われます。具材を細かく刻む伝統的なレシピのものも美味しいですが、なんといっても「オーカジュ」の新鮮野菜たっぷりのカオヤムが最高に好きでした。これを食べるためにもまたタイに行かなければ。(⇒コチラ)
■カオニャオマムアン
マンゴースティッキーライス。近年は日本でもよく知られるようになりました。ご飯の後に食べるデザートとしては重たいですが、甘酸っぱいマンゴーとココナッツミルクの風味にそそられて、ついつい食べてしまうんですよね。バンコクにはいろいろ名店・人気店がありますが、サパーンタクシンのブンサップはおすすめ (写真はラートプラーオのお店のものです)。(⇒コチラ)
■カオトム
ドロドロのお粥 (ジョーク) に対して、カオトムはサラサラした雑炊といった趣。とくに魚介類との相性がいいです。写真はヤワラートのお店「祥記魚湯」。牡蠣が新鮮プリプリで美味しかった。(⇒コチラ)
■カオホーバイブア
バイブア (蓮の葉) で包んだタイ風粽 (ちまき)。醤油系の味付けご飯に鶏肉、カイケム (塩卵) の黄身、中華ソーセージ、干し椎茸、干し海老、豆類、蓮の実、栗、ナツメ (かな?) など具材がたっぷり入っています。もうひとつの粽、バイトゥーイ (パンダナスの葉) で包んだバチャーンと似通っています。写真はスクンビットにある「ルンチュー」のもの。(⇒コチラ)
■カオジー
タイ東北の焼きおにぎり。見た目どおりで期待を裏切らない、素朴な美味しさです。露店で焼き鳥・串焼きと一緒に売っているので、ご飯とおかず合わせて買うのが吉。写真はBTSプロンポン駅高架下の屋台。(⇒コチラ)
■カオクルックガピ
小エビの発酵調味料「ガピ」で味付けされたご飯は、小エビの旨味と香ばしい匂いが食欲をそそります。ご飯を取り囲むのは豚肉の甘辛煮、揚げ干しエビ、薄焼き卵、青マンゴー、キュウリ、紫タマネギ、チリ。(⇒コチラ)
■カオプララームロンソン
「王様の沐浴」という名の伝統的タイ料理だそうですが、オフィスの若いタイ人スタッフに聞いたら、彼らはまったく知りませんでした。普段食べるタイ料理と違って、ピーナッツソースが新鮮で美味しかったです。(⇒コチラ)
■カオチェー
見た目にも涼し気な、タイ風水茶漬けのカオチェー。一度食べたかったのですが、タイミングを逃して最後まで食べることができませんでした。残念。(⇒コチラ)
※ブログ内検索窓で料理名を検索すると過去記事がヒットします。4年間で我ながらよく食べたなと。