■バミーヘン
バミー (中華麺) を使ったタイラーメンの一番シンプルな形、ドライヌードル (汁なし麺)。味付けは様々ですが、自分はピリッと辛味の効いたトムヤム (チリペースト) が好きです (⇒コチラ)。タイ人は1食40バーツというラインがあって、2018年頃は1杯40バーツのタイラーメンもたくさんありましたが、2022年はどこも5~10バーツ値上げしていたように思います。新型コロナでどのお店も経済的に打撃を受けましたから、値上げもやむなしですね。
■バミーナム
バミー (中華麺) を使った汁ありのタイラーメン。載せるお肉・魚介類などでいろいろバリエーションがあるので、次の投稿で詳しく紹介します。写真はバミーギヤオ (バミーギアオ)=ワンタン麺 (⇒コチラ)。わざわざチャーシュー麺と言わなくても、チャーシューはデフォルトで載っているように思います。
■パッタイ
タイの麺料理では一番知名度が高いのではないでしょうか。プルプルの麺と甘酸っぱいソースが優しい味わいを醸し出していて、どこで食べても美味しい、ハズレの少ない料理です。お店によって意外と味が異なりますから、自分好みのお店を見つける楽しみも。パッタイといえば名店「ティップサマイ」がまずはおすすめですが、個人的には「パッタイ・ファイタル」が好きです。(⇒コチラ)
■カオソーイ
北タイのカレーヌードル。日本での知名度はどうなんでしょう。タイ旅行に来た人ならきっと出会っていると思いますし、一度食べれば必ずや好きになるのではないかなと。それほど日本人には食べやすい料理です。レシピが確立されているのか、お店によってそれほど味わいに差はありません。そこそこ知られたお店なら、どこで食べても美味しいです。(⇒コチラ)
■ナムギャオ
北タイ料理の「ナムギャオ (Nam Ngyao)」は、大豆の発酵調味料やトマトが効いた、優しい酸味のある赤いスープです。今まで食べたものはすべて麺が入っていたので、スープ料理ではなく麺料理という分類にしました。ちょっとクセありですが、慣れるととても美味しく感じます。(⇒コチラ)
■ラートナー
甘しょっぱいトロトロのあんがたっぷりかかった、タイ風あんかけ焼きそば。センヤイ (幅広ライスヌードル) も美味しいですが、ラートナーを食べるならやはりミークローブ (揚げ麺) がおすすめ。どこかおやつ感覚の優しい美味しさ。子供から大人までみんな大好きな味です。(⇒コチラ)
■パッシーイウ
「(麺の) 醤油炒め」という名前を持つシンプルな麺料理。センヤイ (幅広ライスヌードル) のモチッとした食感と、少し甘めの醤油味が、いくら食べても飽きの来ない美味しさです。強火で一気に炒めて麺に香ばしさを出しているお店が人気。(⇒コチラ)
■クイッティアオクアガイ
クイッティアオ (タイ語で麺全般を指す単語)・クアガイ、あるいは単純にクアガイ (Kuat Gai) というフライドヌードル。センヤイを強火で炒めて焼き付けた感じ。塩味 (塩と油の味) なので少量でも食べごたえあり。(⇒コチラ)
■クイチャップ
真っ白でくるっとカールした麺クイチャップ (クイジャップ)。こんな形の麺はタイで初めて食べました。ツルンとした喉越しが心地よく、食べ進めるのが楽しい麺料理です。(⇒コチラ)
■イェンタフォー
鮮やかなピンク色のスープの正体は紅腐乳だそうです。甘酸っぱさと奥行きのある味わいのスープは見た目に反してクセがなく、ひと口またひと口とスープをすする手が止まりません。センヤイとの相性も抜群。(⇒コチラ)
■カレーヌードル
カオモックガイのお店によくあるカレーヌードルで、さっぱりした味わい。カオソーイは北タイ、こちらは南タイ料理かなと。ターメリックがたっぷりだとけっこう苦い。(⇒コチラ)
■ミークローブ@チーンリー
タラートプルー地区にある「チーンリー (Mee Krob Jeen Lee)」という老舗レストランの料理。ラーマ5世が好んで食べていた、伝統あるメニューだそうです。極細のミークローブ (揚げ麺) は独特の美味しさ。(⇒コチラ)
■海南ヌードル
懐かしい「ソフト麺」のような食感の海南ヌードル (カノムジーン・ハイナン)。ペナンラクサと同じ系統でしょうか、ツルッとしてコシのない丸麺が独特の美味しさです。クリアスープとグレイビーソースの二本立てが定番。自分はグレイビーソースの方が好きかな。(⇒コチラ)
■スキー
もともとは一人前のタイスキなのかなと思いますが、春雨がつきものだそうで、そのため鍋料理ではなく麺料理の分類らしいです。見た目はぐちゃぐちゃですが、とても美味しい料理。汁ありと汁なしがありますが、個人的には汁なし (スキーヘン) がおすすめ。(⇒コチラ)