がっつり一食として食べられる中華・台湾牛肉麺も好きですが (関連記事1、2、3)、量が少なめでどこかおやつ感覚のタイのビーフヌードルも大好きです。バンコクではなんといってもWattana Panichが一番人気なので赴任後すぐに行きましたが ("タイの麺いろいろ"で紹介)、まだまだお店はたくさんあるので、あちこち食べ歩くのが楽しみです。以下、最近の成果。
Big Su Beef Noodle
お肉とモツが充実しています。お肉は口に入れた途端ホロホロとくずれ、モツは脂が甘くとろけます。モツ好きにはたまりません。全部入り70バーツ(240円)ですが、この内容なら安いと思いました。もう少し行きやすいところにあれば定期的に通いたいのですが、遠いんですよね(ドゥシット地区)。本当に美味しいのですが。
Satupradit Pier Braised Beef Noodle
人気店のひとつ。ちょっと遠いですがBRT(バス)があるのでアクセスは容易。BRTに乗ってワット・パリワート(→コチラ)を見てから寄ったりするといいのかなと(BRT Wat Pariwatバス停から西に1km)。ビーフヌードルは美味しかったです。全体的に文句のつけようはありませんが、個人的にグッとくるポイントはなかったかも。全部入り60バーツ(210円)。
Charoennakorn Braised Beef
地元の人で繁盛していました。とにかくお肉が美味しかったです。モツも入っていますが、主役はだんぜんお肉。品質もすごくいいんだろうと思いました。スープはビーフヌードルでは一般的な甘辛にちょっと八角っぽい風味のものとはまた違って、むしろビーフコンソメというか、どこか洗練された印象を受けました。麺(幅広ライスヌードルを注文)も丁寧に茹でてあったし、トータルで完成度高いです。でも、ここも行きづらいなあ。BTSタラートプルー駅から南に延びる大通りを2kmちょっと行ったところ。全部入り60バーツ(210円)。
Racha Nuea Toon
BTSウドムスック駅から東に延びる大通りを1.3kmほど行ったところ。普通に美味しかったですが、わざわざウドムスックまで行くほどのことはないかも。全部入り60バーツ(210円)。
Sawang Arun
ラートプラーオ地区のチョークチャイ4通りにあってこの界隈のビーフヌードルではたぶん一番人気のお店、サワーン・アルン (Sawang Arun)。ラスク屋の隣なのでラスクを買うついでに行きました。スープはよくあるすき焼き風の味。ビーフにはクリアな塩味よりこちらの方がしっくり来ます。
自分が食べたのはビーフ全部入り・ビーフン普通盛り (80バーツ/280円)。お店独自のラー油を入れたらさらに美味しくなりました。
Arno's
BRTタノンチャン駅を降りてすぐのところにあるお肉屋さん Arno's に併設のレストランで、美味しいビーフヌードルをいただきました。これまでタイで食べたどのビーフヌードルよりもお肉が充実、かつ美味しかったです。全部のせ150バーツ/450円 (麺はセンヤイを選択) はお得感満載。さすがはお肉屋さん。
Wat Dong Mun Lek Beef Noodle
バンコク・ノイ地区のシリラート医療博物館 (解剖学博物館、寄生虫学博物館他) に行ったついでに足をのばして入ったお店。
すき焼き風の甘辛スープとプルプルのセンヤイ (幅広ライスヌードル) は、どこかほっとする味。個人的にはテーブルのチリソースを入れるとピリッと味が引き締まっておすすめです。全部入り70バーツ/245円。
Sri Yan Beef Ball
RID (王立感慨局) の近くにあるスリヤンビーフボール (Sri Yan Beef Ball) はGoogle Mapのクチコミ数499、評価平均4.4という、数字だけ見たら大変な人気店です。
ということで期待を込めて行ってみましたが、いわゆるビーフヌードルとはジャンルが違う感じで、なんだかどうにもピンとこなかった次第。
頼み方が悪かったのかな。タイ人の評価はかなり高いので理由はきっとあるんでしょうけれど。味はさっぱり系。
さて、ビーフヌードルのお店は麺抜き、つまりビーフスープというオーダーもできます。糖質制限もはかどるというもの。
26 Braised Beef
正式な店名は 26容易淥 (Yih Sahp Luhk 26 Braised Beef)。自慢の一品はBraised Beef (牛肉の煮込み)。この日はスープ (100バーツ/340円) と牛肉サラダ (120バーツ/410円)をいただきました。
見た目もきれいですが、その味にはちょっと感動しました、本当に美味しくて。丁寧に時間をかけて煮込んだお肉。クリアなスープはこの手の醤油系タイスープではこれまでの個人的ベスト。
牛肉サラダもピリ辛ソースが美味しかった。ちなみにお鍋メニューもあります。いいお店を見つけました。
十光 (Ten Suns)
タイ版ミシュランガイドでビブグルマンに選ばれたお店。ビーフスープ (麺抜き 100B/350円)、どうですか、この透明感。スープの味はタイではお決まりのあっさりした薄味なので、テーブル調味料を使って自分好みに。ナンプラーと砂糖とチリパウダーを少々投入し、キリッとエッジの効いた味に調整。うまい。柔らかく煮込まれた牛肉もボリュームたっぷり。これは大満足の一品でした。
Nai Aoun
かなり郊外なのでもう二度と行くことはないと思いますが、地元では大人気のお店。フードコート並みの収容人図を誇る大きな食堂で、200人とか余裕で座れそうですが、すでにテーブルは全部埋まっていて自分は相席でした。
オーダーはお肉全部入りのスープ (麺なし)。これ、美味しかったです。スープはよくある甘しょっぱい味ですが雑味のないスッキリした後味。モツ (レバー、腸、腎臓?) は新鮮だしお肉はトロトロに煮込まれているし、意外と空芯菜がたくさん入っていてヘルシーさもちょっとあって。
1杯70バーツ/245円。美味しくてボリューム満点でこのお値段、そりゃ人気だよなと納得。
番外編:キングパワー
BTSビクトリーモニュメント駅近く、キングパワー・ランナムの3階にあるフードコート「タイ・テイスト・ハブ」が秀逸です。タイで人気のストリートフード17軒が集結、庶民の味を安心して楽しむことができます。高級ショッピングモールのフードコートにしては値段も庶民価格。でも味は一流。パッタイの人気店ティップサマイもあります。
牛肉麺(120B/420円)@Rong Muang Noodles
クイチャップ(60B/210円)@Kway Chap Hong Te
カオカームー(80B/280円)@Kah Moo Chula Samyan