バンコク旧市街にあるビーフスープのお店、26 Braised Beef (26容易淥/Yih Sahp Luhk)。初めて食べた時いたく感動した記憶があり (⇒コチラ)、また食べたいなと思いつつ、アクセスがあまり良くない場所にあったのと (今は地下鉄があるので当時よりだいぶ楽に行けます)、他にも食べたいタイ料理がたくさんありすぎて、それ以降とんとご無沙汰になっていました。
超久しぶりにまたお店を訪れたのは、つい先月のこと。下の写真のビーフスープをいただきました (全部入り 200バーツ/700円)。スープはあいかわらず美味しかった、と言いたいところですが、記憶が美化されすぎていたのか、もちろん美味しいことは美味しいのですが、感動するほどではないかもと思ったりもして。
さて、そんなこんなでいつものごとく、Googleマップで仮想散歩を楽しんでいたある日のこと、偶然このお店の支店を見つけました。しかも、なんと、プロンポン駅のすぐ近くにあるではないですか。レビューを見ると1年前から存在していたようですが、まったく気が付きませんでした。BTSプロンポン駅とアソーク駅の区間は年に100日くらい歩いていたのに。。
しかしその理由もすぐにわかりました。自分は普段スクンビットロードの南側を歩くことが多く、アソークからプロンポンに帰る時、お店のある北側を通るのはフジスーパー1号店に寄りたい時なので、そうするとお店の手前のヴィラマーケットのところで左折、路地に入って少しだけショートカットしてフジスーパーへ。そして買い物を終えたら一区画先の路地から出て帰るという、見事にお店の前を通らない歩行ルートになっていたのでした。
ということで、満を持してスクンビットのお店を訪問。目当てはビーフヌードル。これ (麺) は旧市街のお店のメニューには載ってないようで、たぶんスクンビット店だけ。なのでかなり期待大。とまあそんな感じで念願のビーフヌードルと対面したわけですが、麺はプツプツと歯切れのよいもので、自分の好きな香港麺を思い起こしたものの、ややもっさり感も。
スープは少し甘しょっぱくて優しい味わい。よく煮込まれた牛肉は口の中でホロッとくずれます。しかしお肉にあまり味わいがない。全体的にあっさり。本店はどうだっけな。あちらで不満に思った記憶はありませんが、こっちのはちょっとなんだかもうひとつ感が拭えなかったかも。美味しいんですけどね。量が少なめで150バーツ/520円なのは場所柄仕方ないかと。店内はシックで落ち着いた雰囲気。
この値段で香港麺 (タイラーメンとは麺が似ていますがやはりちょっと違う) ぽいものを食べるとしたら、菊花園 (Gokfayuen) の方が満足感は高いかもしれません。エムクオーティエの菊花園は閉店してしまったかもしれませんが、トンローにあります。一昨年、牛肉麵 (下の写真) を食べた時は1杯120バーツでした。