ワット・チョンノンシー (Wat Chong Nonsi) はアユタヤ朝後期に作られたお寺で、建物の水平線を湾曲させ舟形を表しているなど、この時代特有のデザインをもちます (船を使った河川交易が盛んだったからのようです)。
お堂の壁画は知る人ぞ知る名品で、アユタヤ朝時代の様式で描かれたものとしてはもっとも完璧にその姿を残す壁画のひとつと言われています。ただし、損傷が激しいためかほとんど公開はされていないようです。
先日、タイ国立図書館で読んだ本にはタイの寺院壁画の代表作のひとつとして紹介されていたので (渋い色合いでツウ好みな感じ)、ぜひこの目で見たかったのですが、自分が行ったときも扉が閉まっていました。最寄り、BRTナラーラーム3駅。
(その後も何度か行きましたがダメでした、いつもお坊さんの姿が見えないので声もかけられず・・)