A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ウズベキスタン炒飯よわよわ事情

ウズベキスタンでお米料理といえば、これはもうプロフの独壇場。地方に行けばお粥もあるそうですが、マスタバ (ライススープ) 同様、あまり主役感はありません。

お米以外の主食としてはラグマンなど麺料理が定着し、またシャシリクなどと一緒に食べるのは決まってノン (パン) です。

そもそもおかずと一緒に白いご飯を食べることはほとんどなく、せいぜいラグマンのスープをかけたガンパンくらいしか自分は食べたことがありません。

あとはビーフステーキ (ビフシュテークス) もそうか。ご飯 (グルチ)・そばの実 (グレチカ)・マッシュポテト (ピュレ) の上にビーフカツレツが載った一皿です。

さて、タシケントには中華料理屋もたくさんあります。ただしほとんどはドゥンガン料理 (中国の回族の料理) で、イスラム教徒でも食べられるものばかりです。

また、中国本土とはメニュー構成のラインナップも異なります。豚がない代わりに羊肉が多く、また麺料理の充実ぶりは特筆もの。

今回クローズアップしたいのは炒飯。中華料理屋があるなら炒飯も何種類かあるのだろうと、ついそう考えてしまいますが、これが意外と選択肢がありません。

結論から言ってしまうと、タシケントではほぼ卵炒飯しか食べられません。いくつか実際の例をあげてみます。それぞれお店のメニューに麺と炒飯が何種類載っているか。

①中華牛肉麺:麺15種、炒飯1種 (卵)
②ラージャー:麺15種、炒飯1種 (卵)
③天津飯店 :麺9種、炒飯1種 (卵)
④ジャンライ:麺11種、炒飯1種 (卵)
⑤バンブー :麺16種、炒飯なし
⑥シーベイ :麺18種、炒飯4種 (卵/牛/鶏/海老)

上記のお店で実際に炒飯を食べたことがあるのは①から③まで、それ以外にもあと2店で食べましたが、計5店、ぜんぶ卵炒飯でした。

もちろんあるだけましですが、この比率を見るにつけ、炒飯はだいぶ軽んじられているというか、ウズベキスタンでは本当におまけ程度のメニューなのかなと。

そんな中でも自分が美味しいと思ったのは「ラージャー (喇家拉面) *Map」の卵炒飯 (36,000スム/430円)。

油と塩気がちょうどよく、お米の食べ心地も重すぎず軽すぎず、ボリュームがすごかったですが結局ペロッと平らげてしまいました。

ちなみにお米の味だけで言えば天津飯店の炒飯も美味しかったですが、具材としてキュウリが入っていたのが個人的には減点。炒飯の具にキュウリって、本当に合います??

* * *

ウズベキスタンの前に住んでいたタイ、その前のインドネシアでは、よく炒飯を食べていました。それぞれカオパットとナシゴレン、もう日本でもおなじみの名前ですよね。

当時の写真フォルダを時々ながめては、東南アジアは良かったなと、少なくとも炒飯事情で考えるとそう思えてきて、どこか悲しく、いや、懐かしくなる今日この頃です。

タイのカオパットいろいろ

タイ米は軽くてフワフワな食べ心地なのと、タイ人の胃袋に合わせて一皿が少なめなので、これまた小盛りのタイラーメンとカオパットの組み合わせは最強でした。基本、何を食べても美味しいと思いましたが (お店は選んで行っていましたが)、個人的にもう一度食べたいのはカオパット・ナムリアップ (中国オリーブの炒飯) です。またいつかタイに行きたいなあ。

カオパット・ムー@バミーコンセリー

カオパット・クン@ルアンマイ

カオパット・タレー@ノンリムクローン

カオパット・プー@ウーン (Weng)

カオパット・プー@ヒアハイ

カオパット・ナムリアップ@サングワンシー

カオパット・アメリカン@インター

カオパット・アーマー@インター

カオパット・サッパロット@サボイ

インドネシアのナシゴレンいろいろ

いろいろと言いつつ、思い返したら自分が食べたナシゴレンにはそんなにバリエーションはなかったかなと。だいたい茶色っぽくてちょっと甘めで優しい味付け (時々ピリ辛)。具材は何が多かったっけ。豚ではないことは確かだけれど。具っていう具が入っていたかな。卵くらい? 結局、インドネシアではナシゴレンより中華料理屋の炒飯 (海老炒飯、焼豚炒飯) の方がよく食べていたように思います。

ナシゴレン (ノーマル)

ナシゴレン (塩漬けの魚)@マナド

ナシゴレン (イカスミ)@バンドン

ナシゴレン (紫米)@ジャカルタ

炒飯 (中華)

インドネシアはウズベキスタンと同じく、イスラム教かつ中華料理屋がたくさんある国です (インドネシアの方がお店の数は圧倒的に多かったですが)。

ただしインドネシアの中華料理は完全に本国のそれと同じで、普通に豚肉も使われていました。経営/コックも華僑の人たちです。

ウズベキスタンの中華はあくまで清真料理 (イスラム教徒向けの中華) ですからね、そこは大きく異なります。

どちらが良い悪いではないですが、くらべてしまえばやはり東南アジアの炒飯は選択肢が多かったなと。魚介も新鮮だったし。

ウズベキスタンではプロフをメインに楽しむのが吉ですね。