■ふる里 (FURUSATO) *Map
タシケントの日本食レストラン「ふる里」の、6月のランチメニュー「野菜カレー」がとても美味しかったです。ビジュアルも完璧。
甘味と酸味、そてスパイスがピリッと効いた、暑い夏の日に食べるならこれだよねと、思わず小躍りしたくなるほど最高のカレーライスでした。
インドのカレーもアフガンのカレーももちろんいいのだけれど、いわゆる日本のカレーライスとはまた別物。
日本のカレーライスに近いものといえば、タシケントでは中華料理屋でほぼほぼ同じものを食べることができます。
■ラーメンハウス (Ramen House) *Map
ということで週末に向かった先は、初めて訪れる「ラーメンハウス」なるお店。地下鉄ハルクラルドストリギ駅のすぐ近くです。
メニューは麺主体ですが、直近のGoogle投稿写真にあったカレーライスがほぼ日本のそれだったので、期待して来店。
ひとつの建物に3店舗まとまっているようでした (Ramen House、Boba Tea、EEDEN)。レジは中央のカフェでまとめているようで、最初にここで注文し前払いしました。
注文はチキンカレーライス (咖喱鶏肉飯 4万スム) と、スープ代わりに一番安いラーメン (清湯牛肉麺 3万スム)。税金15%込で合計80,500スム/970円。
お金を払い着席し10分ほど待っていると、店員さんがメニューを持ってやって来て「これ (カレーライス) がない」とひと言。
あらら、、カレー目的で来たのに。。「じゃあ全部キャンセルで帰ります」と言って席を立ったのですが、さすがに店員も困り顔。
「ラーメンはできる」と言って引き止められたので、まあたしかに麺を茹で始めているかもしれないし、ラーメンまでキャンセルしたら悪いかなと思い席に座り直しました。
同じ値段 (4万スム) の酸菜牛肉麺をすすめられたのですが、さすがにラーメン2杯は食べられません。カレーはキャンセルときっぱり言って、最初に頼んだラーメンを待ちました。
店名がラーメンハウスですから、ラーメンはとくに不満もなく普通に美味しかったです。色味もよく、お肉も食べごたえありました。
ただしレンゲ/スプーンがなく、思っていたよりずっとおしゃれな店内で、丼を手で持ってスープを飲む勇気はありませんでした。
付け合せのフルーツは切ってから明らかに時間がたっていたので (表面カピカピ)、どれも手を付けませんでした。これなら出さない方がいいのに。
ちなみに返金はレジ係がテーブルに4万スム持ってきたのですが、「40,000✕1.15 (税金15%)=46,000ですよ」とスマホの電卓で計算を見せながら説明。
こちらの言うことにどうもピンと来ないようで、少しふてくされたような顔をしていましたが、そのうち奥からマネージャーが出てきて、無事全額返金されました。
■バンブーヌードル (Bamboo Noodle) *Map
日本風のカレーライスがどうしても食べたくなり、ラーメンハウスの翌日に向かった先が「バンブーヌードル」。
去年は何度もチキンカレーライス目当てに訪れ、いつもすっかり日本のカレーライスを食べた気になっていました (写真は去年のもの)。
しかし不運は続くもので、ここでもまた、注文後しばらくして、カレーはできないとの通告が。仕方なく、今まで食べたことがなかった「酸辣牛肉麺」を頼みました。
結論から言って、これはこれで美味しかったです。このお店、自分的にはとてもお気に入りで、何を食べてもだいたい美味しいです。
酸っぱくて辛いスープのラーメンももちろん夏っぽくはあり (店内は冷房が弱く汗をかきながら麺をすすりました)、けっしてハズレではありませんでした。
でもやはり、「夏はカレー!」なんですよね。正確には、「夏は日本のカレーライス!」です、個人的には。
タシケントで日本風カレーライスが他にもないか、またお店を探してみよう。