「カオジー」は、もち米をギュッと平たく固め、醤油 (ナンプラー) などで味つけした溶き卵を表面に塗って炭火で焼いた、タイ風焼きおにぎりです。タイ東北部 (イサーン) の名物だそう。露店で焼き鳥・串焼きと一緒に売っているので、ご飯とおかず合わせて買うのが吉。
自分はBTSプロンポン駅の高架下で、ムーピンと一緒に購入。ムーピンは甘辛い味の豚肉の串焼きで、どこか "ホテイのやきとり缶詰" を思わせる、万人に食べやすい味です。カオジーとムーピン各2個、合計40バーツ/140円。注文後、炭火で温め直してくれました。
もち米はかなりギュッとしてあって半ば餅化しているので、ひとつでも食べごたえがあります。もっちりしたところとカリカリ部分の食感の違いも楽しく、ほんのり醤油と卵の風味がとても美味しかったです。素朴な味ですが、完成されているなと。
あまりに美味しかったので (というか新鮮だったので)、翌日、また仕事帰りに同じ露店で買ってしまいました。カオジーとムーピンを各2個と伝え、40バーツ渡したところ、各3個温め直し、袋に入れてくれました。
自分のことを憶えていて、いきなりサービスしてくれたのか、それとも前日がボッていたのか・・。まあ嬉しかったですが。前日も別に高いとは思わなかったし。でもカオジー3個は多いな・・。なので1個は冷凍して、後日、雑炊にしていただきました。