バチャーンとカオホーバイブアは両方ともいわゆる粽 (ちまき) です。両方とも、醤油系の味付けご飯に鶏肉、カイケム (塩卵) の黄身、中華ソーセージ、干し椎茸、干し海老、豆類、蓮の実、栗、ナツメ (かな?) など具材がたっぷり入っています。けっこう脂っこいので食べごたえも十分。
カオホーバイブア
カオ (米)・ホー (包む)・バイブア (蓮の葉) はその名のとおり蓮の葉で包むのが特徴。今まで何店かで買いましたが、もち米ではなくどれも普通のお米でした。次の写真は "ルンチュー" のもの。家の近所なのでここで買うことが多いです。
バチャーン
バチャーンはバイトゥーイ (パンダナスの葉) で包まれています。たいていもち米ですが、普通米だったことも。今までふたつを同時に食べたことがなかったので、どちらのお米も美味しいと思いこそすれ、どちらがより美味しいかとは考えたことがありませんでした。
しかし今回、"Little Mei (小梅)" というお店でバチャーンを3種類、もち米 (オリジナル)、普通のお米 (玄米)、紫米 (ライスベリー) を買って食べてみたところ、圧倒的にもち米が美味しいと感じたので、今後は考え方が変わりそうです。外側の葉っぱは何でもいいけれど、お米はやっぱりもち米だなと。
Little Mei はBTSスカイトレインのゴールドラインができたので行くのは以前よりは簡単ですが (クローンサン駅から大通りを西に850m)、バチャーンを買うなら無難に中華街 (ヤワラート) に行くのがいいと思います。商店街や小路のあちこちで売っているので。1個60バーツ/210円前後 (小梅は1個65バーツ)。
もし Little Mei に行ったなら、ついでにワット・トーンノッパクン、ワット・アノン、ワット・ピチャイヤートなどお寺に行ってみるのもいいでしょう。ローカルなお寺の雰囲気が味わえます。