A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

ホラズム地方の揚げパン「グンマ」

タシケントにもホラズム地方の料理 (Xorazm Taomlari) を出すレストランがいくつもあります。そのうちのひとつが3月に行った「カミシュ (Qamish)」。

ディルを練り込んだ緑色の麺料理「シビットオシュ」と、卵のワンタン「トゥフムバラク」をいただきました (⇒コチラ)。

その後、人を連れて再訪した際、今度はプロフを頼もうとしましたが、ないと言われました。その時たまたまだったのか、もう止めてしまったのかはわからず。

このところ、いろんな地方のプロフが食べたいと、Googleマップでお店チェックを続けています。ホラズム地方のプロフ「スズマプロフ」もぜひ食べてみたい。

カミシュの過去のメニュー写真にはスズマプロフが載っていますが、一度頼んでなかったので、今回はとりあえずパス。

ということで日曜日のお昼時、スズマプロフを食べるべく「ヒバシティー (Xiva City)」に行ってきました。ネット検索でメニューは事前に把握済み。

お店は遠いです。地下鉄ミルゾ・ウルグベク駅で下車し、北西に約900m歩きました。実はレストランの名前は、お店に来てメニューを見て、ようやく知りました。

Googleマップでは、お店の看板にもなっている「Хоразм бургер & сузма палов (ホラズムバーガー & スズマパロフ)」としか記載がありません (看板はロシア語標記ではなくウズベク語)。

Yandexタクシーアプリでも目的地としてうまく表示されず、なのでお店の向かい側にある大きなレストラン「ライホン (Rayhon)」を目的地に設定すれば良いかなと思います (手動で行き先指定もできますが)。

事前にお店の "Telegram" もしっかりチェックしました。半年前の投稿で、プロフは午前11時30分からとあり、ちゃんとその時間に来店。

しかし、もらったメニューを見てみると、どこにもプロフあるいはオシュという単語がありません。店員に聞いてみると、なんとプロフはやっていないとのことでした。

たしかに、料理一覧の写真ページにもプロフはありません。2軒続けて空振り。。残念すぎる。。

気を取り直し、バラクの盛り合わせと「グンマ」を頼みました。グンマはたぶん基本が揚げたもので、別バージョンで焼きもあります。

黄色いトゥフムバラクは、カミシュと同じくここのもまた見事に液漏れなし。相変わらずすごい技術だなと。茶色いクティルバラクの中身は、チキンソーセージみたいな味でした。正体はなんなんだろう。美味しかったです。

グンマは薄くのばした生地を丸くくり抜き片面に味付きのひき肉を塗り、半分に閉じて揚げたもの、いわば揚げパンです。茶色い部分は香ばしくサクサクしていて、本当に美味しかったです (1個8,000スム/100円)。(※名前はグズラマとも言うようです)

焼きの方も十分美味しかったですが、やはり揚げた方がひと味グレードが高かったような。その分カロリーも高くなりますが。

レモンティーも飲んで、合計63,000スム/780円。なんだかおやつ感覚の食事になってしまいましたが、とにかく美味しかったことは間違いありません。

このお店の近くに別のホラズム料理屋 (Voh Voh) があります。今度はそちらにも行ってみよう。