A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

世界のマズイ料理100(最新版)

"Taste Atlas" の「世界のマズイ料理100 (世界で最も評価の低い料理100)」が更新されました。今回はかなりランキングに変動があります。もともとそこまでシリアスなランキングではなく、世界には珍しい料理があるなあといった感覚で楽しむのが吉かと。

(※投稿記事のリンクが同じままなので、また来年にはランキングが変わり、ブログの内容と齟齬が出てしまうと思いますが、これは2024年3月版ということで)

1位はタイの「ゲーンタイプラー」。発酵させた魚の内臓 (タイプラー) を使ったタイ南部のスープ (カレー) で、独特なにおいが食べる人を選ぶそう。残念ながら自分は食べたことがありません。

魚のスープで発酵系の臭さが味わいのポイントという意味では、インドネシアの「ソプイカンバタム (下の写真)」もなかなかのクセあり。(⇒過去記事)

10位はノルウェーの「Smalahove」。羊の顔を使った (というかそのままの?) 料理だそうですが、自分はヨルダンで同じようなものを食べていて (下の写真)、食材として羊の顔が美味しいことは知っています。味というより見た目でランクインしてしまったのかなと。いやホント、美味しいんですよ、コラーゲンたっぷりで。

27位、タイの「カオクルックガピ」は、自分としては好きなタイ料理のひとつなので、なぜランクインしているのかはナゾ。味は美味しいです。エビの発酵調味料も日本人ならまったく違和感なし。

ただ、茶色いご飯とか見た目の質素さから、自分も当初は避けていたというのはあります (写真はかなり見た目が良い方)。タイ生活後半で初めて食べて、こんなに美味しいならもっと早くから食べておけばよかったと後悔した記憶があります。

29位、タイの「ホイトート」。牡蠣オムレツですから美味しくないはずありませんよね。審査員に何がウケなかったのか。油っこいからかな。でもとにかく味は抜群です。ただしお店は選んだ方がいいですけどね、牡蠣だし。(⇒過去記事)

44位、タイの「チムチュム」は東北タイの鍋料理です。いや、これこそマズイなどと言われる筋合いはありません。好きなタイ料理ベストテンなんてランキングがあれば、ランクインは確実です (⇒最も美味しいタイ料理)。もともとチョイスが偏っているサイトですが、今回は特になんだかなあ。(⇒チムチュム食べ歩き)

73位にこれまたタイの「ナムトックムー」がランクイン (⇒過去記事)。今回はタイ料理が多いな。実際に食べたらどれも美味しいんですけどね。ランクインが多いということは、それだけタイ料理が世界中で食べられているという証拠ですね。

75位、タイの「パットウンセン」。炒めた (パット) 春雨 (ウンセン) は美味しいです。ある日、コラートの麺を使った焼きそばを出す屋台に行ったらその日は在庫がなかったため、春雨をいただいたことがありました。普通だなあと思いながらも美味しかったので、もうひとつテイクアウトして帰りました。(⇒過去記事)

ということで、久しぶりにタイ料理を思い出し、あれもこれもまた食べたくなったのでした。