A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

パットミーコラート (東北タイの炒め麺)

先日、「パットミーコラート (ผัดหมี่โคราช)」なる炒め麺料理 (回りくどい言い方ですが要は焼きそば) があると知り、いつものごとくGoogleマップを巡回していたところ、偶然にも自分の職場のすぐ近くにお店 (屋台) があるではないですか (ผัดหมี่โคราชแม่แต๋ว)。これは行かねばということで、平日の夕方5時、お店にやって来ました。地下水資源局 (Department of Groundwater Resources ) の裏手の道路にあります。最寄りBTSカセサート大学駅。

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コラートは東北タイの入り口とも呼ばれるナコーンラーチャシーマー県の通称で、コラート独特の麺 "センコラート (コラート麺)" を使うのがパットミーコラートの特徴だそうです。当然それを期待して行ったのですが、しかしここにはセンレック (中細ビーフン) とウンセン (春雨) しか選択肢がありませんでした。よく見たら屋台にもその2種類 (パッタイセンレック 45B、ウンセン 45B) の記載があって、もともとセンコラートはないのかも。ちょっとその辺はよくわかりませんでした。

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やや気落ちしましたが、気を取り直してウンセンをオーダー。味付けはパットミーコラートのレシピなんでしょう、甘酸っぱくてパッタイに似ていますが、シーイウダム (黒醤油) を使うので麺も茶色いし、より醤油系の味と香りがします。あとは最初からピリ辛でした。これはこれでとても美味しいです。パッタイに似ていますが、やはり別物なんだなと。まあそもそもセンコラートではないようなんですけどね。

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屋台でひとつ食べて、美味しかったので夜食用にもうひとつテイクアウトして帰りました。テイクアウトすると生のニラとバナナのつぼみ (正確には蕾を包むように葉が変形した苞という部分) がついてきます。このつぼみをタイ語で「フアプリー」と言いますが、シャクシャクした食感でややほろ苦く、油っこくなった口の中をさっぱりさせてくれます。パッタイにもついてくるおなじみのタイ野菜ですね。

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