A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

タイのお寺

ワット・マイピレン

ワット・マイピレン (Wat Mai Phiren) は起源をたどればアユタヤ朝時代にさかのぼる古いお寺のようですが、ワット・クルアワンやワット・ホンラッタナーラームなど周辺のお寺と同じく、ラーマ3世の時代に大きな改修が施され、現在の形になったそうです。お堂…

ワット・チャイヤティット

ワット・チャイヤティット (Wat Chaiyathit) の起源は文献などには残されていませんが、アユタヤ朝後期に建てられラタナコーシン朝 (バンコク朝) 初期にかけて修繕され現在の形になったと考えられています。お堂内部の壁画は当時の姿を残しており、近くにあ…

ワット・タープラ

延伸区間の試験運転が始まったMRTブルーラインでタープラ駅まで行き、ついでにワット・タープラ (Wat Tha Phra) を訪問しました。このお寺、起源ははっきりしませんが、もともとこの土地は運河に囲まれた中洲のような場所で、当初は "タープラ島の寺" と呼ば…

ワット・チョンノンシー

ワット・チョンノンシー (Wat Chong Nonsi) はアユタヤ朝後期に作られたお寺で、建物の水平線を湾曲させ舟形を表しているなど、この時代特有のデザインをもちます (船を使った河川交易が盛んだったからのようです)。 お堂の壁画は知る人ぞ知る名品で、アユタ…

ワット・コンカーラーム

ワット・コンカーラーム (Wat Khongkharam) はバンコクから2時間ほど西に行ったラチャブリーにあるお寺で、お堂の壁画が素晴らしいことでその名を知られています。250年ほど前、モン族により建てられたと言われていますが、あまり詳しいことはわかっていない…

ヤワラーの中国寺院2つ

ワット・カニカーポンの周辺にある中国寺院 (神社) ふたつ。 ■呂帝廟 Lee Ti Miew Shrine ■大峯祖廟 Tai Hong Kong Shrine

ワット・カニカーポン

ワット・カニカーポン (Wat Khanikaphon) は中華街エリア (ヤワラー) にありますが、純然たるタイ風の建築様式で建てられたお寺です。1833年、地域の資産家マダム・フェーンが建立を決心し、資金が集められました。 当時マダム・フェーンはヤワラーで売春宿…

ワット・チャクラワット再訪

久しぶりにワット・チャクラワット (→過去記事) に行き、お寺のワニ3匹が生きていることを確認しました。よく考えたらこんな町中でワニを飼っているってすごいな。盗む人もいないんでしょうけど。お堂はまたも閉まっていました。次はお坊さんに頼むしかない…

ワット・プラピレン

ワット・プラピレン (Wat Phra Phiren) はもともとアユタヤ朝時代に建てられたお寺で、その後改修が施されるとともに、1868年に現在の名前になったそうです。 道を歩いていたらあったので立ち寄りましたが、気持ちの入っていない見学はお堂の中でもつい注意…

ワット・スリブーンルーン

ワット・スリブーンルーン (Wat Sri Boonrueng) はセーンセープ運河ボートの東の終点を降りたところにあります。船着き場もお寺の名前。ラーマ3世の時代に建てられた古いお寺で、お堂の仏陀像は700年以上前のものとも言われています。 バンコク中心部からは…

ワット・ボロムニワート

ワット・ボロムニワート (Wat Boromniwat) は1834年、後のラーマ4世 (当時出家中) の命により建てられました。完成後、王はここに出家したそうです。その後ラーマ5世により改修を受け、名前も現在のものに変えられました。第2級王室寺院。 お堂内部の壁側は1…

ワット・ヤンナワー

ワット・ヤンナワー (Wat Yannawa) はBTSサパーンタクシン駅から南側約100mにある、もともとアユタヤ朝時代に建てられたお寺です。ラーマ3世の治世に現在の名前に変わり、また当時中国との交易が盛んだったことから、境内に交易船を模した施設が建てられまし…

ワット・スッティワラーラーム

ワット・スッティワラーラーム (Wat Sutthi Wararam) はワット・ヤンナワーの500mほど南にあります。トンブリー朝時代に建てられましたが、川岸から今の場所への移設や施設の改修などいろいろあって現在に至ります。お寺のお堂内部はぐっとモダンな雰囲気。…

ワット・チャムニハッタカーン

ワット・チャムニハッタカーン (Wat Chamnihatthakan) は地域住民からはワット・サムンガム (Wat Sam Ngam) と呼ばれています。元々はワット・ピクントーン (Wat Phikun Thong) という名のお寺でした。1824年頃、プラヤ・チャムニハッタカーン氏により改修・…

ワット・プラヤータム

ワット・プラヤータム (Wat Phraya Tham) は印象的なデザインの鐘楼が気になり訪れてみましたが、肝心の鐘楼は修復工事のためがっちり足場で囲まれておりほとんど見られませんでした。あとでネット検索してみたら、修復工事中に崩れて死傷者が出たのだそう。

ワット・ナーククラン

ワット・ナーククラン (Wat Nak Klang)、自分的にはノーマークのお寺で、目的のお寺 (ワット・チノロット) から次のお寺 (ワット・クルアワン) に歩いている時たまたまあったのでついでに入ったお寺でした。 しかし入ってみればなかなかに立派なもので、第3…

ワット・クルアワン

ワット・クルアワン (Wat Khrua Wan Worawihan) の詳しい歴史はわからないようですが、ラーマ3世の時代のお寺と言われています。お堂には珍しい仏陀の立像、そして見事な壁画が。生に関する500のシーンが描かれているそうです。第3級王室寺院。ワット・アル…

ワット・アマリン

ワット・アマリン (Wat Amarin Thararam Worawihan) はもともとトンブリー朝に建てられたお寺をラーマ1世の時代に新しく建てかえたもので、王の配偶者であるアマリン王妃にちなんでお寺の名称も今のものに変えられました。外観もなかなか立派なお寺です。第3…

ワット・チノロット

ワット・チノロット (Wat Chinorot/Chinorasaram Worawihan) は1836年頃に建てられたお寺です。お堂内部の壁画は損傷が激しいですが、オリジナルが残っているのは貴重。 お堂は常時開いているわけではなく、何度か行って空振りしたのですが、ちょうど夕方の…

ワット・パリワート再訪

ピ◯チュウやバッ◯マンがいることで知られるワット・パリワート (→過去記事) 川の方にある青い屋根の大きなお堂 (ホール) 一見そうは見えないエレベータに乗って2階に上がると こんなに広いホールが 仏像とバックの画が見事 台座を支えるひとりにベッカム (と…

スアンプルーモスク

スアンプルーモスク (Suan Phlu Mosque) はBTSポーニミット駅の北側を走るローカル鉄道の線路沿いに建っています。信者はタイ系、アユタヤ朝時代に移住してきたマレー系、そしてインド系ムスリムとのこと。モスクの歴史は18世紀末にさかのぼり、改築が重ねら…

ワット・ラーチャクー

ワット・ラーチャクー (Wat Ratchakhue Worawihan) はワット・チャンターラームの西隣にあるお寺です。アユタヤ朝末期もしくはトンブリー朝の時代に建てられた古いお寺です。小さいお堂のほうが趣があってよかったのですが鍵がかかっていたため近づけず。第3…

ワット・ウェルラーチン

ワット・ウェルラーチン (Wat Werurachin) はワット・インタラム (過去記事コチラ) の東側にあるお寺です。ラーマ3世の時代のもので、当時の名前はワット・マイ・トンクン、その後王室寺院となり現在の呼び名になりました。 運河沿いに建っていますが、当時…

ワット・ポーニミット

ワット・ポーニミット (Wat Pho Nimit Santhit Mahasimaram) はラーマ5世の時代、1874年頃建てられた寺院だそうです。タラートプルーに集まる商売人から信奉を受け、多くの参拝客でにぎわうとのことでしたが、自分が行った時はほとんど人はおらず、またお堂…

ワット・チャンターラーム

ワット・チャンターラーム (Wat Chantaram Worawihan) はワット・インターラーム (→コチラ) の西隣にあるお寺です。詳細な記録は不明ですが、100年以上続くお寺であることは間違いないようです。お堂に残る壁画はなんとも言えぬ味わいが。写真の画はたぶんカ…

ワット・ナークプロク

ワット・ナークプロク (Wat Nak Prok) はラーマ3世、4世の時代にタイ人と結婚した中国人商人が建てたお寺だそうです。敷地内の建物はタイと中国が混在したようなデザインですが、お堂も多く大変にぎやかなお寺でした。ありがたや。最寄りBTSウターカート駅。

ワット・ナーンチー

ワット・ナーンチー (Wat Nang Chi Chotikaram) はアユタヤ朝中期、1539年頃建てられた由緒あるお寺だそうです。ラタナコーシン朝では当時流行した中華趣味を取り入れ中国陶器の装飾が施されています。お堂の中は仏像も立派だし壁画もきれい。最寄りBTSウタ…

ワット・コーノーン

ワット・コーノーン (Wat Kho Non)、詳細不明。BTSバンワー駅から南西に1kmほど。週末だったからかお寺の敷地で青空市がたっていました。お寺と地域住民の距離が近いな。

ワット・アーンケーオ

ワット・アーンケーオ (Wat Angkaew) はアユタヤ朝時代に建てられたお寺で、ラーマ3世およびラーマ5世の時代に改修を受けました。当時から寺子屋として地域住民に読み書きを教えていたそうで、その伝統もあって今はお寺の名前を冠した学校が隣接しています (…

ワット・プレーン

ワット・プレーン (Wat Phleng)、詳細不明。同名のお寺がいくつかありますが、これはBTSバンワー駅とウターカート駅の間にあるもの。ここもお寺の敷地で青空市がたっており、多くの客でにぎわっていました。宗教施設でありコミュニティ施設でもあり。