ワット・ウェルラーチン (Wat Werurachin) はワット・インタラム (過去記事コチラ) の東側にあるお寺です。ラーマ3世の時代のもので、当時の名前はワット・マイ・トンクン、その後王室寺院となり現在の呼び名になりました。
運河沿いに建っていますが、当時は竹材が運河によって遠く運ばれるなど交易が盛んで、そのため地域政府の税収も多く、このお寺は竹の税金で建てられたとも言われているそうです。
ただでさえお寺が多いバンコクですが、このエリアもまた過密なほどお寺が並んでいます。運河による交易から税収が豊富だった、あるいは豊かな商人からの寄進が多かったのかもしれません。