これまでタシケントで訪れたバザール (市場) と言えば、なんだかんだチョルスーバザールが一番よく行っています。自宅最寄りの地下鉄駅から1本で行けるのも自分にとっては好条件。
自宅から一番近いミラバッドバザール (徒歩圏内) にも時々行きますが、ひと目で見渡せるような小ぢんまり感が便利でもあり、物足りなくもあり。タシケント最大と言われるチョルスーのあの活気が、買い物せずともただ見て歩き回っているだけで楽しいんですよね。
チョルスーバザールは、自分の買い物もそうですが、日本から来た人をよく連れて行きました。タシケントでどこかひとつバザールが見たいと言われたら、やはりチョルスーに連れていきます。
その他、アライバザールはスマックを買ったりベーコンを買ったり。ヤンギアバッドバザールではオールドレンズを探しましたが、犬・猫・鳥を売っている一角があって、思いがけず癒やされました。
■バザール過去記事 (一部)
・チョルスーバザールでお買い物
・ミラバッドバザール
・ポークベーコン@アライバザール
・ヤンギアバッドバザール
さてさて、そんな中、「ファルホドバザール (Farhod Bazaar)」に初めて行ってみました。Googleマップだと「ファーホッド市場」という記載かもしれません (*Map)。
ファルホドバザールは1971年に開かれた大きな生鮮市場で、当初から「タシケントで一番安い市場」という称号を保ち続けているそうです。
2008年に大規模改修が行われ、広さは4ヘクタール (1ヘクタールは100m✕100m) に拡張され、売り場もだいぶ見やすく・わかりやすくなったと言われています。
ATMやトイレの整備も行われ、さらに快適な買い物ができるようになりつつ、相変わらず商品の価格は、他所よりも一段安くキープされているのだそうです。
日曜日の午後に訪れましたが、とても混雑していて、にぎやかさが良かったです。チョルスーバザールよりは小さいかもしれませんが、かなり広いと感じました。
チョルスーはセンタードームを中心に商品ごとのエリアが比較的まとまっているので、広いけれど意外に歩きやすいです (自分の歩くルートを定めやすい)。
くらべてファルホドはそこまでまとまっていないので、「あれ?またメロンコーナー?」などと戸惑いつつ、どこを歩いているのか、1回訪れただけではまったく把握できませんでした。
もっとも、その分探す楽しみが増すとも言えるので、これはまた何度も来てみたいなと。この日はメロン (1万スム/120円) とイチゴ (3万スム/360円) を買って帰りました。