「チョルスーバザール (Chorsu Bazaar)」は、ウズベキスタンの首都タシケントの中心部にある、伝統的なバザールです。最寄りはタシケントメトロのチョルスー駅。バザールの一画にメトロの出入り口があります。
青いドームの建物とその周辺で、およそあらゆる日用品と生鮮品が売られています。といってもものすごく広いので、「何でもあるけれどどこにあるかはわからない」状態なのかなと。
訪れたのは日曜日の午後。多くの買い物客でにぎわっていました。ほとんどは地元の人で、観光客らしき人々もちらほら。
青いドームの2階はナッツとドライフルーツのお店がずらりと並んでいました。どこも商品ラインナップは代わり映えせず、値段も示し合わせたように同じくらい。
値段を明らかに安くしたり、展示品に説明書きをつけたり、プロモーション商品を作る等々、他店と差別化を図るような動きは見られません。
見渡す限りのナッツの山に、どう見ても需要より供給の方が多そうだったので、商売が成り立っているのか、他人事ながら心配になってしまいました。
今回、このフロアでの戦利品は、国産アーモンドとハーブティー。アーモンドは言い値150,000スム/1kgから始まり、5分ほど交渉の末、125,000スム/1480円で決着。
アーモンドは正直、まだまだ外国人価格なのかなとも思いましたが、とにかくとても美味しかったので、買ってよかったです。
後でスーパーをのぞいてみたら、同じようなアーモンドがかなり高かったので (約200,000スム/2380円/1kg)、やはりバザールは安いんだと、あらためて納得。
青いドームの1階はお肉と乳製品がずらりと並んでいます。このうち、ヨーグルト (たぶん水切りヨーグルト) を購入。現地語では「スズマ」と言うのかな。
「いくら?」と聞いたら電卓で「15」と入力して見せてくれたので、たぶん15,000スム/180円だなと思い、量はどれくらい来るのかドキドキしながらお札を渡しました。
100gでは高いし、1kgだとしたら安いよなあ、などと考えつつ待っていたら、やがてこの手に返ってきたものは、堂々1kgパックだったのでした。 (買ったのは写真の一番奥のもの)
普通のヨーグルトなら1kgでも余裕で消費できますが、このずっしり重い水切りタイプのやつは、なかなか食べごたえがあります。
買ってきてから3日間 (日月火)、夕ご飯としてパンにつけて食べましたが、なかなかなくなりません。72時間以内には食べきりたいと思っていますが、果たしていけるか。。
こちらもスーパーで見てみましたが、スーパーだと400gで20,000スムくらいしていたので、これまたチョルスーがだいぶお得でした。味も良かったし、また買いに行こう。でも、次はせいぜい500gにしないとな。