A Dog's World 

~海外で暮らす・日々の記録・旅の記憶~   

アプリコットの種、うまし

タシケントのバザールに行くと、ドライフルーツとドライナッツの販売量に驚かされます。とくにチョルスーバザールは2階部分がほぼすべてそうで、かえってどのお店で買えば良いのかわからなくなってしまうほど。

世界のアプリコット生産量で、ウズベキスタンがほぼ常に世界第2位だということはあまり知られていないかもしれません (不動の1位はトルコ)。しかしバザールで売られている量を見れば、ああなるほどなとうなずけたりもします。

また、大生産国ならではのお楽しみとして、ウズベキスタンでは果実部分だけでなく、種 (仁) もまた食用として広く食べられています。バザールだけでなく普通のスーパーマーケットでも売っているので、時々そちらを買っています。写真は殻を外した製品で、1袋 (200g) 21,000スム/255円。

食感はカリッカリのローストアーモンドといったところ。噛むと軽やかに弾け崩れていく食感は、食べていてとても楽しいものです。味は軽めのアーモンドという感じで、脂感少なめであっさりしています。かすかに苦味と、昔食べた梅干しの種の風味も時々。

ひとつ心配なのは、1日にどれくらいまでなら食べても大丈夫なのかということ。ネットで探してみると「生は良くない」という情報ばかりが出てくるのですが、ローストしたものがどうなのか、いまいちわかりません。熱を通せば毒性は完全に消えるのか・・・。

そんなわけでいつもちょっとだけビビりながら、ついついつまむ手が止まらない今日このごろです。ちなみにウズベク語では「ウリック (O'rik)」。自宅からミンウリック駅 (Ming O'rik=千個のアプリコット) が近いので、この単語はすぐに覚えました。