タシケントメトロを乗り継いで、巨大な蚤の市「ヤンギアバッドバザール」に行ってきました。地下鉄ブルーラインでドストリク駅まで行き、そこで地上線に乗り換え "6-Bekat駅" で下車、駅を出るともう露天が軒を連ねていました。
日曜日でごった返す人の波に身をゆだね、ゆっくり歩き続けていたら、自然とバザールのメインエリアにたどり着きました。そこからはもうカオスな空間。比較的まともな品物ももちろんありますが、一体こんなの誰が買うのというようなガラクタの山も多数。
ボロボロになった片方の靴とか、ゴミ捨て場から拾ってきたようなキッチンウェアの数々とか、こんなの売れるわけないだろうと思いつつも、意外と真剣に見ている人もいたりして、需要と供給が奇跡的に一致することも、やはりあるのかなと。
今回の目当てはアンティークカメラレンズ。16mmシネマカメラのCマウントレンズがあればと思い行きました。日差しがきつくとても暑い日でしたが、アンティーク屋が並ぶ屋内はひんやりと涼しく、快適に見て回ることができました。熊の剥製は、本物?
ようやくひとつだけお店を見つけましたが、残念ながら自分が持っているレンズと同じものでした (Kiev Vega-7E 20mm f/2.0:下の写真のカメラについているレンズ⇒過去記事)。バザールはまだまだ一部しか見ていないので、きっと他にも旧ソ連や共産圏のレンズが見つかるのではないかと期待しています。
帰ろうと思ったら犬の鳴き声が聞こえてきたのでそちらに行ってみると、思いがけず子犬と子猫がたくさん売られていました。正直あまりいい環境ではなかったです。一刻も早く、良い人に買われていけばいいのですが。
食べ物屋もたくさんありました。でもこの暑さでプロフはきついなー。
ああ楽しかった。また来よう。